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2025/03/17 19:54 |
最近観た映画
久しぶりに『最近観た映画』です。
最近は 仕事から帰ると、飯、風呂、ブログ原稿書き、寝る、という日々で映画を観るのが週末のみとなっています。コピーロボットあったらいいのに。
 
『インビジブル・ターゲット』
『片腕マシンガール』
『軍鶏』
『ウォンテッド』
『28週後・・・』
『デトロイト・メタル・シティ』
『センター・オブ・ジ・アース』
 
『インビジブル・ターゲット』・・・現在の香港映画界で、アクションが出来て尚且つ華のある俳優はニコラス・ツェーとショーン・ユーでは無いでしょうか。この二人にジャッキー様のご子息ジェイシー・チャンが加わった、主人公たちに『SPL』で素晴らしい体技を見せたウー・ジンを敵役に配置。この時点で完璧な布陣。
香港映画でさえ近頃では珍しい、スタント重視の仕立てで見せ場は多し。主人公3人のキャラの描き分けから、各々おいしい場面を持たせた演出も好感。けれどちょっと尺が長い気がしました。あと15分短ければ、各シーンの出来は良いだけに傑作になったかも。
 
『軍鶏』・・・ショーン・ユーはアクションも出来るしモデルみたいだし、スター性は十分。工事中のビルからの懸垂シーンは凄いです。フランシス・ンや、まさかのブルース・リャンの共演も嬉しい。観ている間は飽きさせませんが、マンガが原作の為かダイジェストのような唐突な展開や説明不足な個所が目立ちます。
が、作り手の気合いが伝わる捨て置けない作品です。
 
『ウォンテッド』・・・CGを使った独創的なシーンが全編に見られ飽きません。この「独創的」さが、今まで見ないレベルのもので、発想に制約がないというか常識外れで、ある意味子供が考えたような奇想天外さです。これは監督がロシア、つまりアメリカ文化に浸りきっていない国の出身だからでしょうか。
ちなみに観たのは日本語吹替え版。バイオレントな内容でも間延びしたダイゴさんの声で相殺されて、なんか不思議な味わいでした(このキャスティング不支持の方、多分多いだろうなぁ。)
 
『28週後・・・』・・・怖い。ゾンビ映画では一番怖かったような。少なくとも前作を軽く凌駕してます。
前作を受けての謎の病原菌蔓延後の荒廃した世界を、CGや小道具で見事に再現。ていうかどうやって撮ったのか非常に興味あります。静と動のシーンの配置の巧みさ、予定調和を排したストーリー展開、偶然に偶然が重なった故の大惨事にツッコむ余裕すら与えない豪腕な仕上がり。怖いし救いもないし殺伐とした余韻が残るのに、また観たくなる高水準作。
 
『センター・オブ・ジ・アース』・・・えー、途中から何といいますか睡魔?そんなのがワタシを襲ってきたのであります。「上等だぜ!!」とワタシも全力で迎え撃ったわけですが、気がついたら映画が終わってました。結局夢の中で迎え撃っていたのでした。え、映画の感想?「睡魔には気をつけろ」。以上でございます。
 
その他は省略であります。
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2009/07/14 22:04 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ
どちてだらけの『ターミネーター4』
『ターミネーター4』を観てきました。
このシリーズは大好きで全作DVD持ってます。1、2はLDも持ってます。
 
前作である『T3』は生みの親であるジェイムズ・キャメロンが監督から外れ、ジョナサン・モストウに交代しましたが、シリーズの良さを損なわず、しかもテンポ良く仕上げ、キャメロン監督作の2作目よりワタシは好きです(一部で評判の良くないラストもワタシは気になりません)。
このことより元々のスタッフ、キャストが必ずしも参加していなくても良いものは出来ると思ってました。
ただ本作の監督がマックGに決まったと知ったときは、彼の過去の作品から見て技巧に依りすぎたものになるのではないかという危惧はありました。
 
とはいえ公開が近づくにつれ、少しずつ流れてくる情報をチェックする度に、その期待度は増すばかりで、ワタシ的には今年公開の映画の中では一番観たい作品でありました。もう事前に前売りも購入して、特典のスケルトンのマスコットも貰っちゃってますよ。使いように困ってますけど。
 
そんな待望の『T4』を観る為に映画館へ、いそいそと出かけましたことよ。
映画館は平日のせいか、まばらな入り(観に行った金曜は休日でした)。
なのに全席指定席のワタシの隣には見知らぬおじさんが。おじさんもバツが悪そうです。
こんなに空いてるのにおじさんとツーショットで映画鑑賞。音国際、いや誤入力。男臭いアクション映画を観るにはうってつけのシチュエーションです。ていうか受付の方、ミスりましたよね?
 
そして上映。
シリーズ初めての審判の日以後の世界が舞台です。人類の救世主ジョン・コナーが抵抗軍を率いて如何にスカイネット相手に戦うか・・・。
ワタシは『3』のラストから続く『4』であるなら、ジョン・コナーが如何にあの地下シェルターから脱出したか、審判の日直後の世界は?スカイネットは?人間が抵抗軍を形成してく様や、ジョン・コナーがそこで如何に周囲に認められていきカリスマ化していくかが観たかったのでした。
しかし本作はそこをすっ飛ばして、ジョン・コナーは『3』のヘタレ状態からストイックな戦士へといきなり変貌していて、抵抗軍も大規模で組織されてます。なんかプチ浦島太郎状態です。
 
前3作は時折見せる未来の映像が、観客の想像力を掻き立てる効果がありました。
今回は観客が想像力で補っていた部分を全て見せてしまうわけですから、「オレのアフター・ザ・ジャッジメント・デイ」と食い違いがあるのは仕方ありません。しかし気になるのはそんな細部ばかり。
 
抵抗軍の基地があんなに大規模だと、スカイネットにすぐ見つかって壊滅じゃない?
とか、子供が真新しいバンドエイド使ってたけど、この時代じゃ貴重品じゃないの?
とか、人さらうのにあんなでかいロボットじゃなくても・・・
とか、食べ物はどうやって作ってるの?
とか、武器はどうやって供給してるの?
とかとかとか・・・。
 
上映中は一休さんの「どちて坊や」と化してました。ねぇ、どちてですか?
劇中、何箇所もシリーズ共通の伏線やお楽しみの要素も織り込んでますが、それも作り手のオマージュというよりも「こうしたら喜ぶんでしょ」的テクニックのレベルに映ってしまいました。
そして観客(ワタシ)が求めていた「ジョン・コナーの物語」よりも、同時に語られるシリーズ初登場のあるキャラクターのエピソードの方が、より感情移入が出来るのが皮肉です。それがかえって本作の焦点をぼやかして後味を複雑なものにしています。
 
うーん、今回は中々ポジティブな感想が出ない・・・。
それでも5作目が製作されるなら、ワタシは応援します。
だって「運命は変えられる」と信じなきゃ。でしょ?

2009/06/22 21:58 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ
やっと全部観た『横溝正史シリーズ』
少し前になりますが、遂に『横溝正史シリーズ』全エピソード観終えました。
何時ごろから観てたのかなぁ、と本ブログを検索したら初出は昨年の1月。1年半掛りで観てたのか・・・。
 
前回書いたのが2月。あれから観たのを以下に記すと、 
 
『不死蝶』(全3回:経験から言ってこのオープニングは面白いに違いない、と観たら眠気を誘われて話の筋が殆ど分かりませんでした)
 
『夜歩く』(全3回:夢遊病の登場人物がいて、「だから『夜歩く』なのか!」と合点がいったこと以外は眠気を誘われて覚えてません)
 
『女王蜂』(全3回:片平なぎささんが若くて可愛いです。館のセットが旅館みたいになっていたのが印象的でした)
 
『仮面劇場』(全4回:眠くて全く覚えてません)
 
『迷路荘の惨劇』(全3回:眠くて全く覚えてなかったので、最終話をもう1回観ました)
 
以上です、って殆どウトウトしながら観てるじゃん!?
いや、実際『横溝正史シリーズ』は登場人物が多いのに加え、台詞で説明する場面が多く、尚且つ音量が小さく俳優さんの声が聞こえづらい(だったら音量上げればいいだろ、って話ですが、そうすると「ギャーン!」とか「ジャジャーン!」っていうショック・シーンの効果音がやたらうるさいのです)等があり、ちょっと気を抜くと話が分からなくなりがちです。以上言い訳です。
 
とはいえ、もう観るべきエピソードがないのは寂しいです。でもTVシリーズはしばらく近寄らないようにしないと。
最近は映画でさえ観るペースが落ちてるのに、またTVシリーズなんか観始めちゃったら目も当てられません。
 
で、やっとコンプリートしました『横溝正史シリーズ』、ワタシのお薦めエピソードはといいますと・・・ 
ダントツ1位が『真珠郎』。この物語の特異性、昭和を感じさせるレトロなセット、特撮は感性にジャストフィットしました。
2位は『三つ首塔』。退廃の世界で翻弄されるヒロインのジェット・コースター・ストーリー。子供同伴不可。
 
『犬神家の一族』は全5回と長尺の為、映画版に無いエピソードが描かれていたりで映画版が気に入った方は一見されるのも良いでしょう。
あとは『本陣殺人事件』でしょうか。
 
しかし今時『横溝正史シリーズ』を語っているのは、ワタシくらいではないでしょうか。
興味がおありの方は是非。

2009/06/19 22:46 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ
ちょっと前に観た映画
本日は『最近観た映画』についてです。もう大分書いてないので、ゴールデンウイーク前後に観た作品の感想を今更ながら書くことになってしまいました。なのでタイトルを『ちょっと前に観た映画』に変えました。
作品的に素晴らしいものもありましたが、鑑賞時は風邪を引いていたりとあまり良い状況では無かったことが悔やまれます。最近は『スター・トレック』以来、映画観てません・・・。
 
で、観た映画が
 
『ノー・カントリー』
『クローン・ウォーズ』
『イースタン・プロミス』
『刀/ブレード』
『ドラゴン・キングダム』
『エイリアンズVSプレデター』
 
『ノー・カントリー』・・・近年の作品は『ビッグ・リボウスキ』以来、大好きな作品というのが無い(『ファーゴ』は今観ると大好きになると思う)コーエン兄弟でしたが、これは大ヒット。事前に観たデビュー作『ブラッド・シンプル/ザ・スリラー』からあったブラック・ユーモアと、バイオレントなのにエレガントという演出の絶妙なバランス加減が、20年以上経った本作でも失われずにあることは凄いことだと思います。
そして観客を翻弄して笑っているかのような人を喰ったラスト。どういうことかラストだけ観直しちゃいました。これだけの凄いもの見せといて、なんと意地の悪い。でも次作も観ずにいられない魅力があります。
 
『クローン・ウォーズ』・・・M氏の誕生日にプレゼントしたので、話を合わすためにも、いつか『でがらし魂』で再びS.W.の回をやるためにも鑑賞。しかし未だM氏は観ていないらしい・・・。
 
『イースタン・プロミス』・・・クローネンバーグ監督の前作『ヒストリー・オブ・バイオレンス』は『その男、凶暴につき』のような贅肉のないソリッドな作品でした。今回もその延長上に位置する作風ですが、鑑賞後の余韻の点では圧倒的にこちらに軍配。中盤まではどこへ話が着地するのか分からず、いい意味で緊張感が持続。今回もハードな暴力描写で語られながら、ラストで『カサブランカ』のような話だった(ワタシはそう解釈しました)と分かる構成は下手な演出・脚本だと「結局何が言いたかったの」的な仕上がりになりそうですが、さすがです。
 
『刀/ブレード』・・・この時期のツイ・ハーク監督は評価の高い『ワン・チャイ』シリーズ等を撮っているので、本作の粗い画像や荒削りな演出は狙ってやっているのでしょうか。確かに内容も殺伐とした時代の暴力の物語で、爽快感はあまり感じられないのですが、鑑賞後、強烈な印象が残ります。手堅くまとまった作品よりも断然こちらの方が後々まで語られることでしょう。傑作とは言いませんが、時間をおいて再鑑賞したくなる不思議な魅力のある作品です。
 
『ドラゴン・キングダム』・・・同時期に公開していた『カンフー・パンダ』を観に行ったため、本作は公開時観に行きませんでした。ようやく観てみればハリウッド製のジャッキー様作品としては上出来の部類で、内容はないがソツもなく、テンポも良いので難しいこと考えずに最後まで楽しめます。キモであるジェット・リーとの初手合せは『シャンハイ・ナイト』でのドニー・イェンとの対決と違ってたっぷり見せてくれて満足。噂によれば『ベスト・キッド』のリメイクで主人公の師匠役のオファーがジャッキー様に来ているとのことですが、聞いた時は「なぜ師匠役?」と、ピンときませんでした。しかし本作を観て「なるほど、これ観たら師匠役振りたくなるわ」と納得。本作の続編もあって良いと思います。
 
『エイリアンズVSプレデター』・・・これもM氏にプレゼントしたので、話を合わせるためにもと鑑賞。元々前作があんな感じだったからにして、その続編なんだから細かいこというなと言われればそれまでなんですけど・・・それにしてもスケールを大きく出来る素材を得ながら、田舎町が舞台のこじんまりとした話にしてしまい、尚且つ誰に感情移入して良いか分からない、最終的なエイリアン&プレデターの退治方法が「それをやったらおしまいでしょ」的な、畑耕すのにブルドーザー使っちゃいました的帰結で製作意図が全く読めません。キャストの見事なまでの近年まれに見る華の無さは凄いです。観終わったら誰一人印象に残りません。そういう意味ではこの作品もエイリアンから生み出された変異体なのかも知れません(但しクリーチャ―の造形的には、つまりM氏的には、観るべきものがありそうです)。

1回に感想書くには、この本数位が限度かなぁと最近思ってます。

2009/06/12 21:59 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ
夢と希望の新『スター・トレック』
先々週の話になるのですが、映画『スター・トレック』を観てきました。
『スター・トレック』シリーズについてはTV版は殆ど観たことが無く、幼少の頃アニメの『まんが宇宙大作戦』を観ていた位です。内容はまったく覚えてませんけど。
その代わりといってなんですが映画版は殆ど観ています。が、劇場で観たのは1、2本だと思います。しかも何かの同時上映で。こちらが目当てではありませんでした。
実質今回が初めて『スター・トレック』を観るために劇場へ足を運んだことになります。
 
劇場の駐車場は満車に近く、人気の程が伺え・・・と思ったら公開2日目の昼の回にもかかわらず、まばらな入り。あぁ、みんな不良が野球する邦画を観に来たみたいです。
人気無いのか!?世間の認知度は低いのか『スター・トレック』!?
ヨメも上映直前まで『スター・トレック』じゃなくて『スタート・レック』だと思っていたみたいです。それじゃ録音開始じゃん!
 
そんな『スター・トレック』、前シリーズを知らなくても十分楽しめる快作でした。
展開はスピーディーでスリリング。先の読めない展開に今までのシリーズが持っていた「品」のようなものちゃんと継承しています。
キャラも立っていてそれぞれに見せ場があり、場面展開も早くテンポもよし。
今までの『スター・トレック』シリーズへのリスペクトがありながら、今の観客が楽しめるだけのスリルやカタルシスがある。シリーズを知らない方でも十分に楽しめる仕上がり。
 
この暗い時代に宇宙を舞台にしたポジティブな夢ある物語。
昨年までは『ダークナイト』のような世相を反映したような娯楽作が目立ちましたが、もしやしてこれからは本作のような「せめて映画ぐらいは、夢いっぱいに」てな傾向に変化していくのかも知れません。
 
とにかく生まれ変わったエンタープライズ号の面々、彼らの物語の続きを期待せずにはいられません。
余談ですがスポックを観て、「バナナマンの日村みたい」といっていたヨメをエンタープライズに転送したい今日この頃です。似てないよ、全然!!
あ、スポック役のザッカリー・クイント、キャストの中では一番良いです。好演。

2009/06/09 21:50 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ

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