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2024/05/18 13:31 |
茶木っこの名折れ
先週の土曜、祖母の見舞いの為に県外にいたのですが、その日上越ではあるライブが行われていたのです。
 
9月の末、仕事で金融機関に行ったワタシは、置いてあった地元のタウン誌を読んで窓口から呼ばれるのを待っていました。
パラパラとタウン誌をめくっていると、どこかで聞いたことのある単語が目に入ってきました。
 
「茶木みやこ」
 
!?
過去に本ブログに書いたのを覚えておいででしょうか。
昨年から今年の冬に掛けてワタシの中で、そして結婚後は我が家で大ブームを巻き起こした70年代のTVドラマ『横溝正史シリーズ』。そのエンディングテーマを歌っていらしたのが茶木みやこさんでした。
 
今の音楽シーンには無い、独特の雰囲気を持った歌は、覚えにくいのに耳から離れないという不思議な魅力を持っています。
我が家では自分たちのことを「茶木っこ」と自称して盛り上がっていますが、茶木さんの歌は『横溝正史シリーズ』で流れていた『まぼろしの人』『あざみの如く棘あれば』しか知りません。それでいいのでしょうか。ともかく許していただく他は無いでしょう。
 
今年の春頃、茶木さんが上越でライブをされたことを知りましたが、行けずに悔しがっておりました。
そんな茶木さんの名前が地元のタウン誌に載っていたような気がしたのです。
慌てて めくったページを戻すと、茶木さんがまた上越でライブを行うというではありませんか。
で、で、日時は!?と見ると10月3日…なのでした。ワタシ地元にいないじゃん、その日。
 
というわけで再び茶木さんのライブを見逃したわけですが、またの御来越を茶木っことしては楽しみにしております。ていうかこの程度で自分たちを「茶木っこ」呼ばわりして良いのでしょうか!?
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2009/10/08 21:52 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽
週末はこんな感じ(土曜夜)
(前回から続く)
高岡の郊外・・・行った先はカフェ・ポローニャという所で、夜に開演される『男祭』というライブを観に行くためでした。
出演は花田裕之さんとHEAT WAVE の山口洋さん、池畑潤二さん。
 
カフェ・ポローニャは、本ブログでも何度か書いています。山口洋さんが過去に何度もライブを行い、ワタシも2度観に行っています。
それが縁で主催者のWさんとお知り合いになり、ライブ開催の頃になると告知のメールをいただいています。
1度は打ち上げまで参加させていただきました。
 
昨年夏、ライブ開催のメールをいただいたのですが、会社行事の為に泣く泣く諦めたことをWさんに返信した際
来年は「祭り」をやろうと思っていること、それは二度と出来ないような内容になるだろうことが書かれていました。
そして春。Wさんからハガキが届き、そこには『男祭』と銘打たれたライブが豪華な出演陣(地方じゃめったに見れない顔合わせ)によって行われることが書かれていました。
凄い。祭りとはこのことだったのか。
ちなみにWさんはサラリーマンをしながら、地元に音楽を定着させようとこうしたライブを年何回も催されています。その熱意・行動力には圧倒されるものがあります。
 
早速チケットを取りたい旨メールすると、さすがにこの内容の凄さを皆さん分かっているようで、もうあと少しで完売するところだったとWさんより返信をいただきました。
今回は丁度、家庭の事情で富山へ行くこともあり、このライブも予定に組み込んだのでした。
 
困ったことにもう3度目なのに高岡市街で道に迷いまくり、会場に着いたら駐車スペースが殆どないという程皆さん集まってます。
席はうまい事確保して、物販で今日まで買わずに我慢してきた山口さんのライブCD『Live at Café Milton』を購入していると、カウンターの向こうからガタイの良い男性が近づいてきました。
主催者のWさんです。ワタシの顔を見つけて挨拶に来て下さいました。
 
「今日はありがとうございます。お久しぶりです、お元気ですか?」
 
ガッチリ握手を交わしてこちらも「御無沙汰してます。呼んでいただきありがとうございます。」と御挨拶。
そんな嬉しい場面もありながら開演を待ちます。
見渡せば、過去のライブでも見た顔が結構いらっしゃいます。
先月の長野のネオンホールは大人しいお客さんが多いのですが、カフェ・ポローニャは主催者のWさん同様熱いお客さんが多く、大いに盛り上がります。。
みんなこれから始まるライブが楽しみでたまらない様子です。
 
そして開演。
山口さんが痩せて腕が細く見えたのは気のせいでしょうか。
そんなことは関係なく、ドラムの池畑さんとの演奏は長野同様血気迫る激しいもので、場内1曲目から大盛り上がり。
そのまま全力疾走で山口さんのステージが終わりました。長野といい、凄い。凄すぎる。池畑さんの見ていて思わず声が出るドラムの凄まじさも相変わらずで場内興奮。
すっかり場が暖まったところで花田さんのステージ。
ボソッと「(ここの観客は)相変わらず熱いね」と一言。ここでも池畑さんがドラムを演奏。実質『池畑祭り』(花田さん・山口さん命名してました)です。
アンコールはルースターズのナンバーで場内歓声の嵐。やっぱポローニャのお客さんの盛り上がりは凄いです。
 
そして終演後、購入したCDに山口さんがサインをしてくれることに。
こ、これはいつもながら緊張する・・・。
 
「お願いします」とCDを差し出すと、山口さん、「ありがとう」とワタシの眼を見てスッと手を差し出されました。
おぉ・・・しょっぱなから握手。
サインをされている間に、恐る恐る小声で「楽しかったです」と言いました。
山口さんは何も言わずに、けれど全て分かってるとでもいう様な笑みを浮かべ、サイン後「ありがとう」とまたワタシの目を見ながら手を差し出されました。再び握手。・・・感激、感激ッス。
 
山口さんはいつもしっかり相手の目を見て握手をされます。それが礼儀とでもいうように。なので、ワタシもいつも山口さんの目を見て握手するようにしています。
 
力強さと優しさが同居したその瞳を脳裏に焼き付け、高岡を後にしました。
眠気と死に物狂いで戦いながら、帰宅したのは午前0時半過ぎ。
あまりにも充実した1日でありました。

2009/07/08 21:47 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽
示唆多き HEATWAVE "trio!!!"ライブ
昨日はM氏への取材後、長野へと向かいました。
HEATWAVE "trio!!!"のライブを観るためです。
開催された長野市のネオンホールというライブハウス、これで3回目ですが今までの山口洋さん単独のライブと違い、今回はドラムスの池畑潤二さん、ベースの渡辺圭一さんも来るということで、キーボードの細海魚さんだけがいない「ほぼHEATWAVE」という豪華な公演。数年ぶりの池畑さん・渡辺さんの演奏が、自宅から100キロと離れていない場所で観れるというならそりゃ行くでしょう。
 
このところの自分を取り巻く状況や流れを、少しでも変えるきっかけになれば、という思いもありました。
が、今回のライブでワタシは心に引っかかることがありました。
山口洋さんが自身のブログを休筆されたことです。ブログが自分の日常等を気楽に綴って公開できるツールであるという反面、綴る内容や表現にはそれなりのフィルターを通さなければならないし、生きていればそれが出来そうにない時期もあります。ワタシのような一般人でさえ書くことに苦慮することや、思うままに書いてはみたものの、ボツにしたことも何度かあります。
それゆえ他人のブログを読む際には、書かれていることだけでなくその方の心境や状況を推し測りながら読むようになりました。そういう意味でも最近の山口さんの様子がワタシには心に引っかかるものがあったのです。
もしかしたら、ライブのクオリティにまで影響が出てしまうのではないか。そんな余計な心配までしていました。
 
そして開演。
ソロの時とは全く違って、のっけから全開で唄う山口さん、トリオだからこそ出るグルーブ。なんというか溜まっていた宿便が剥がれ落ちるようなグルーブの気持ちよさ(例え下品ですいません)。
しかし池畑さんのドラムは凄まじい。手の動きが残像になってます。

しかし観ているワタシの方がやはり雑念が入ります。これだけの血気迫るライブをする山口さんを見ると「生き急ぐ危うさ」みたいなものを感じてしまいます。

しかし途中よりもう余計なことを考えるのはやめよう、と決めました。ライブは分析をするためのもんじゃない。客のワタシが出来ることは、ただ目の前の演奏を楽しむことじゃないか。
 
すると全く違ったものが見えてきました。何度も聴いた曲たちの歌詞がいくつも自分の状況に突き刺さってきたり、生きることに真面目であるが故に穴にはまる歌の主人公たちであったり。それがこの時代に物凄いリアリティを持って聞こえてきたり。
 
多分、このライブは明日からのワタシの状況や心境をガラリと変えてくれることはないですし、それを期待する方が間違っているでしょう。山口さん自身も「この玄界灘の飛沫(グルーブ)浴びて明日からまたみんながんばりんしゃいね。まあ効力は2日程度だけど」と言われていたことから、それを認識されているはずです。
でも音楽は人が生活するに必要なものだと思います。それは間違いない。このライブを聴きながら確信するのでした。
 
開演しばらくはワタシも含めお客さんは緊張や恥ずかしさもあって、なかなか盛り上がっていきませんでしたが、後半に行くにしたがって盛り上がりは尻上がりに。いま韻を踏んでみました。シャイなワタシも珍しく歓声を上げてノリノリ。
 
現実が変わらないことは薄々分かってる。
けれど一度きりの人生、このまま沈んでいくなら果てるまであがくしかないでしょう。
 
今日のライブだって、大人しいお客さんをたった3人で音楽を奏でて引っくり返しちゃった現実を目にしたわけだし。
ならばワタシの現状も、やり方次第で引っくり返すチャンスはあるでしょ。
 
そんなことを涙目で拍手をしながら、心に刻むのでありました。
あぁ来て良かった。

2009/06/08 21:51 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽
休日午後のライブ
朝よりM氏への取材を済ませ、帰宅後、頭を掻きむしりつつ いさらレポートの下書きをして昼食をかっこみ、とある場所へと向かいました。
 
いさらレポートでおなじみ、ブラック社長さんからM氏を通じて、応援しているバンドが横浜から来てライブをやります、よかったらどうですか、と連絡がありました。
こういう情報が、HPの人間関係によってもたらされたことが面白いです。
催し物自体も面白そうでしたので、観に行くことにしていました。
 
会場は、とある地元の喫茶店。
入店してみると、ブラック社長さんが入口で受付をされています。どうも今回のライブの主催者はブラック社長さんのようです。元々M氏よりブラック社長さんについては常々凄い方とは聞いていますが、ライブまで主催するような趣味人の一面も持たれているのには驚きました。やる方はなんでもやられるのだなぁ、と顎を撫でながら遠い目で感じ入ることしばし。
 
早速ブラック社長さんにご挨拶をして、席に。
客層はというとワタシが一番若いようで、皆さん大体ワタシより10~20歳位、年上です。
ということはフォーク世代でしょうか。その位の世代のお客さんが作り出した磁場は、ワタシがしばしば行く山口洋さんのライブでのものとは違いました。会場の喫茶店はなんともいえぬ空気感が満ちています。それにはワタシが普段行くライブと同じ、ライブ前の期待感と緊張感も含まれていましたが、年長者から出る「品」のようなもの、というのが一番近い表現でしょうか。
 
そして開演。
ライブを行うのは、横浜を拠点に活動されている『エスペランサ』という3人編成のバンド。
客席とホントに近い場所で演奏しているために、そのギターの技巧や、昔のステレオのような木の箱に似た楽器『カホーン』を使っての演奏を堪能することができました。
 
演奏曲群は、ワタシの世代にはかろうじて引っ掛かるかというものが殆どでしたが、個人的には松田優作さんの『横浜ホンキートンク・ブルース』が聴けたのは良かったです。あの曲、原田芳雄さんも歌っていたように記憶してますが、確か優作さん主演の映画の劇中歌だったような気がします(後注:『ヨコハマBJブルース』という映画でした)。
 
「ライブは生き物」とよく言われますが、演奏が進むうちに場の雰囲気も練れてきて、空気も変わり、エスペランサの皆さんがそれを敏感に感じ取って演奏する曲を決めていく様は、「ライブに来ている」感を持つに十分でした。
 
地元でこういった文化的催し物・活動を行っていくことは重要だと思います。
今回ライブを観に行って、ワタシより上の世代で、こういった文化的な楽しみを暮らしの中に溶け込ませて地元で生活している人たちがいるのだということを知り、少し嬉しかったです。
ブラック社長さんが、そんな催し物の旗振りをされていたことも嬉しかったですし、ゲーセンやカラオケだけが田舎の楽しみではつまらないと思うのです(とかいいながらゲーセンもカラオケも全然行っていないのですが)。
今回のような催しものが、色んなジャンル・年齢層で地元において行われ、またそれが根付いたらいいなと思います。
 
以上、中年(の中では若手の方)の主張でした!

2009/02/15 21:09 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽
念願の山口さんのライブ
先週末、念願の山口洋さんのライブを観に、長野市まで行ってきました。
夏の高岡のライブは昨年に引き続き会社行事で行けなかったのです。悔しかった!行きたかった!幽体離脱してでも観に行きたかった!でも今年の夏はあまりに暑くて幽体離脱は出来なかったのです。暑くなくても幽体離脱は出来なかったのです。
とにかく今回の長野のライブに行けなければ、今年は山口さんのライブを観る機会が無い。いや厳密にはライブはあるのですが、都合が合わないので観に行けない。となると今回のライブは絶対に観に行きたい。行けなければ今年はもう観る機会がない、いや厳密には・・・
 
はい、長野に着きました。
会場はネオンホールというライブハウス。昨年10月に同じく山口さんのライブで初めて来ました。
そのときは山口さん、風邪で体調の悪い中、相変わらずの素晴らしいステージで感激したことが昨日のよう。
前回は道に迷いまくって開演ギリギリで会場に入ったことを考え、今回は余裕を持って駐車場に車を入れました。なんと長野駅近辺でスパゲティグラタンなる夕食まで取って、という余裕っぷり(美味かった)。
前回は道に迷って夕食してる場合じゃありませんでした。人は学ぶものです。
 
奇しくも車を停めた駐車場が、先日書きました善光寺へ行った際、ようやく見つけた駐車場でした。
あれ?ネオンホールってこの近くだったの?
とか思ってる間に目の前にネオンホールがありました。前回昼間に通った時は全く気付きませんでした。善光寺の近くにあるんですね。
前回はあれだけ迷って辿り着いたネオンホールに、ストレートに到着。うーん話がうま過ぎる。
 
そして開演。
ライブは相変わらず申し分ない内容でした。本人も言われていた通りメンタル的にかなりよい状態でいらしたようで、いつもに増してトークは面白く、演奏はパワフル。けれどいつも通りに根底に流れる人への愛情は変わらず、といった感じで笑いあり涙あり高揚感に感動もあり、という最高のステージ。
日頃から「HEAT WAVEは、山口洋さんはいい!」と繰り返すワタシの言に興味を持った友人を連れて行ったのですが、「良かった。また来たい。」と言ってました。
 
そして今回またしても偶然といいますかシンクロといいますか、不思議現象勃発。
出発前の話なのですが、家で『ノー・ディレクション・ホーム』というボブ・ディランのドキュメンタリー映画を少しだけ観て出発したのですが、ライブ中、山口さんが「ボブ・ディランの言葉を借りるなら・・・」と話を始めてびっくり。
 
これだけなら単なる偶然です。
 
これまた出発前、家族に誰のライブに行くの?と訊かれて山口さんについて簡単に説明をした際「筑紫哲也さんのニュース23で演奏したこともある」と話しました。
ライブの休憩時にケータイでニュースを見ると筑紫哲也さんが亡くなられたとのこと。お亡くなりになられたこと自体ショックでしたが、この符号にも驚きました。
 
こうしてこの偶然(シンクロ)に驚き覚めやらぬ内に休憩が終わり、ライブは再開となったのですが、再びステージに戻った山口さんは
 
「みんなはライブ中だから知らないと思うけれど、筑紫哲也さんが亡くなったとのことで・・・」
 
と筑紫哲也さんの訃報を知らせ、筑紫さんの思い出やニュース23出演時の裏話(実に興味深く面白かったです)を話された後
 
「彼の為に1曲歌ってもよかですか?」。
 
勿論ですとも!の拍手に迎えられ(勿論ワタシも拍手!)、奏でられたその曲は『出発の歌』。ワタシが最も好きな曲。このシチュエーションでこのイントロを聴いた時点で、ワタシの涙腺は非常に心もとない状態に。
 
『生まれた場所を 遠く離れ』と歌いだされた山口さんの声を聞いて、目は涙で滲む一方でした。
 
こうして偶然が重なったライブは終わり、元気を貰ったワタシたちは帰途に付いたのでした。
前回は帰り道も大間違いに迷い、真っ暗な山道を抜け、真夜中の戸隠神社を通過するというトリッキー過ぎるコースを辿りほうほうの体で逃げ帰ったのですが、今回は概ね順調にしかも深夜というものありますが長野・新潟の県境から、自宅付近までの30km近くを全く信号で止まることなく帰宅するという、これはツイているでしょう状態。
こうして無事にライブを楽しめたのでした。
うーん話がうま過ぎる。
 
昨年、長野で山口さんのライブを観た翌日、M氏からキリコメットの型抜きに失敗、ワンフェス出展がダメになりそうだとメールを貰いました。
 
今回はこの2日後にM氏の窮状を知るのでした・・・。
ここは符合しなくていいのに・・・。
しかし昨年M氏はここから奇跡を起こし、見事な結果をものにしました。
今回だってきっとそうだと確信しています。

2008/11/11 21:35 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽

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