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2025/03/25 21:10 |
仕掛け終われば金田一
先日『必殺仕掛人』をようやく観終えました。

内容については先日書いたので省きますが、なんといいますか、長い時間をかけて少しずつ観てきたので終ってしまえば何とも寂しいのであります。最後の方はもはや義務感で観ていたくせに。

疑似体験に近い感覚のような、一緒にワタシも梅安や左内と仕掛けてきたような気になってます。
ラストに至っては「うぅ、行かないで~音羽屋半右衛門~!終らないで~『必殺仕掛人』~!」と涙目でモニターに叫ぶのでした。別に泣くほどのラストじゃなかったけど。気持ちの上での話し。
「おとわや はんえもん」を「ドラえもん」に言い換えると、そのまま のび太状態です。
そういえば、かつての職場で中国の研修生たちから「あなたは のび太に似ています」といわれたときには「そうですか」としか言えませんでしたよ。
横で腹抱えて笑ってる後輩には「じゃかましいわい」と言っときましたが。

しかし「終らないで~」と言ったって30年以上前に終ってるよ、『必殺仕掛人』。

そう言ってるそばから、今度は横溝正史シリーズを観始めるのでした。



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2008/01/31 21:10 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ
う、撃ち抜かれたぁ『ザ・シューター/極大射程』
先日、遅まきながら映画『ザ・シューター/極大射程』をDVDで観ました。
この原作をかなり前に読んだのですが、その年に読んだ小説の中で一番面白かったのがこの『極大射程』だったことを覚えています。
当時、週に1・2冊小説を読んでました(今ではもう、枕元で2ページも読むと夢の国へ旅立ってしまいますが・・・)が、ページをめくるのがもどかしい、けれど読み終えてしまうのがもったいない、と感じる小説は年に1冊出会えるかどうかでした。『極大射程』はまさにそんな小説でした。
余談ですが、原作者のS・ハンターの小説はどれも面白く(あくまでワタシが読んだ作品は、ですが)、特に『真夜中のデッド・リミット』は映画向けのストーリーで、『極大射程』に比肩する読み出したら止められなかった傑作です。
 
で『ザ・シューター』。
殺しとサバイバルのテクニックに長けた主人公が行動することによって話が転がって謎が明らかになっていく、いわゆるハードボイルドの手法で、その辺は『ジェイソン・ボーン・シリーズ』に良く似てます。多分『ボーン・――』のヒットが無ければ『ザ・シューター』はこのような硬質の作品にはなりえなかったでしょう。そう考えると『ボーン・――』の功績は大きいです。
主人公は私のイメージでは『プラトーン』の頃のトム・べレンジャーか、ビリー・ボブ・ソーントン辺りでした。ですが、主演のマーク・ウォルバーグはイメージを大きく損なうことなく、ストイックなキャラクターを演じきっています。
一つだけ引っかかったのは、彼の歩き方。
『フォー・ブラザーズ』での極悪兄貴の役のとき「元ラッパーだけあって、歩き方まで上手く役作りしてるなぁ」と感心したものですが、本作でも肩を揺らせながら鷹揚に歩く様を観て、単にこの人のクセなんだと分かりました。
凄腕のスナイパーには似つかわしくない歩き方に思えました。
 
脚本は文庫で上下巻の長さの原作を無理やり詰め込んだダイジェスト版のようにならず、それでいて現代的なエッセンスを盛り込んで飽きさせない仕上がりになってます。
未見の方のため詳しくは書きませんが、ラストは原作と違い、安易な展開をつけたしているのがワタシ的には少し残念でした。
 
とはいえ、今年観た映画で最初の大当たり。
これを超える映画に今年は何本出会えるか楽しみです。

2008/01/28 21:10 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ
無念
ヒース・レジャーが亡くなりました。
 
享年28歳。『ブローバック・マウンテン』では、後のキャリアに影響を及ぼすかもしれない程のリスキーな役を、男臭さと繊細さを併せ持った演技で見事に血の通ったキャラクターにしていたのが記憶に新しいです。
 
ヒース・レジャーを初めて知ったのは、シェイクスピアの『じゃじゃ馬ならし』を学園モノのフォーマットで映画化した『恋のからさわぎ』でした。
作品も明るい快作に仕上がっていて、ワタシも一時期、廉価版のDVDで発売していないか探していたこともあったのですが、その出演者の中で最も魅力を放っていたのがヒース・レジャーでした。彼を観て 「きっと人気俳優になるな」と当時思ったものでした。
 
若さの残る容姿に似合わず低い声と落ち着いた立ち振る舞いで、演技派への順調なキャリアを重ねていただけにとても残念です。
ハードボイルドな題材の似合う俳優になりそうで、将来を楽しみにしていたのですが・・・。
 
『恋のからさわぎ』、また観たくなりました。

2008/01/23 21:25 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ
仕掛けられてる?
昨日、セルフのガソリンスタンドで満タンまで給油をしたら、金額が「5,001円」でした。
おしい!おしいよ!!しかしかなりの強運であることは間違いない(と思いたい)。
折角だから、キリのいいところまで・・・とチョコチョコ入れてったら、結局5,100円でストップ。
 
こういう、ちょっとした所で運・不運を測ろうとするクセがあります。でもあながち外れてないんですよ。多分。気のせいじゃなければ。
 
帰宅後、どういうわけか『必殺仕掛人』を流し観ることにしました(なぜ今更!?とは訊かないで下さい。理由は忘れたので。)。
この『必殺仕掛人』、主演の緒方拳さんは眉毛が薄く、凶悪ヅラでコワイ。流石ひとごろしのご商売。
何より凄いのは主要キャラの西村左内。1話では辻斬りで出てきて「これがワシの病でな。」とかいいながら梅安に襲い掛かるのを見込まれて仕掛人に、という「キ印キャラ」。ところが知らぬ間に家族思いの、悪を斬る仕掛人という好感度の高いキャラへ華麗なる転身。
例えてみれば、連続通り魔殺人犯が『三丁目の夕日』に違和感無く出演しているような衝撃の展開なのですが、誰もその病(辻斬り中毒)のことには一切触れません、ていうか怖くて触れられないのか。
今思い出しましたが、映画版の『必殺仕掛人』というのが2本あり、観たら結構面白かったのでドラマ版を入手したのでした。
 
話が横道にそれましたが、『必殺仕掛人』を観終わってテレビに切り替えたら、画面一杯に「リーチ!」とか言いながら 「飾り職の秀」が出てきて大層驚いたのです。

どうもバラエティー番組で、『必殺仕事人』のパチンコ台でパチンコ対決をやっていたようでした。
先日のタクシーの運転手さんの件といい、このような偶然が頻発するとはやはり何かが動き始めているな。何が動いているのかさっぱり分かんないけど。

2008/01/22 21:31 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ
最近観た映画(11月中旬~12月中旬)
もはや恒例の「最近観た映画」をやりたいと思います。
今回も気を抜いていたら1回では書ききれなくなったので、今回は前回から12月中旬までに観た映画についての感想です。
その時期に以下の映画を観ました。

『マイアミ・バイス』
『ブローバック・マウンテン』
『40歳の童貞男』
『シティ・オブ・バイオレンス/相棒』
『亡国のイージス』
『プロジェクトBB』
『仮面ライダー THE FIRST』
『2番目のキス』
『マッチポイント』
 
『マイアミ・バイス』・・・マイケル・マン監督作品は殆ど観ていますが、初期の作品が好きで(『ザ・クラッカー』『レッド・ドラゴン』)、スタイリッシュな画面作りと、凝った描写は独特のカッコよさです。
期待していなかった『コラテラル』がワタシにとって、非常に心地よかった出来だったので、本作は結構期待してました。やはり、編集や画面作り・銃撃戦の音響等、『マン節』が炸裂でワタシ的には満足です。
 
『ブローバック・マウンテン』・・・前作『ハルク』が不評だった(そんなに酷すぎる出来とは思えないのですが。別に『デアデビル』と変わらない出来だったような・・・つまりは良い出来でも無かった)アン・リー監督。『アイス・ストーム』の頃のセンセーショナルな題材を静かな視点で描く作風が復調。人物描写も納得なのですが、やはりアレで無い私にとっては正直なところ生理的拒否感が芽生えたのも事実。
 
『40歳の童貞男』・・・題名どおり下ネタ中心のギャグと筋運びなるも、そのギャグのレベルの高さとスティーブ・カレルを始めとする俳優陣の上手さが際立ちます。女性・家族と観るには不向きでしょう。
 
『シティ・オブ・バイオレンス/相棒』・・・作り手の「やりたいことやるんだ」という心意気が画面から伝わってきます。友情、黒スーツ、殴りこみ。銃は持たずにテコンドー。鳴る音楽はマカロニ調。あらゆるアクション映画へのリスペクトも感じさせつつ、娯楽作品として成立させた熱意に賛辞。ラストの韓国映画らしい悲壮感だけが残念。もっとこの作品は跳べる筈。
 
『プロジェクトB.B.』・・・やはりジャッキー様、香港映画のほうが面白いです。演出の筋運びもストレスを感じない位にスムーズ。ビルの空調の室外機を飛び渡りながら降りてくる様をワンカットで見せるシーンは『プロジェクトA』の時計台落下シーンの20年後バージョンといっていいでしょう。人間は50過ぎてもここまで体が動くことの証明映画です。『香港国際警察/NEW POLICE STORY』以来の高水準。凄いですよジャッキー様。
 
『マッチポイント』・・・ウディ・アレンの映画は結構観ていますが、何一つよく覚えているものがありません。嫌いでも、勿論出来が悪いわけでもありません。ベースとなる教養的な部分でウディ・アレンは、ワタシの守備範囲外の所から培われたものを多く作品に反映させているからではないかと思うのです。ワタシはオシャレな人にはなれないのかもしれません。
しかし本作はそんなワタシでも「秀作!」と観終わって興奮しました。
「幸も不幸も運で決まる」というテーマから逸脱することなく、最後まで気の抜けない展開が続きます。
しかし「人生、何が幸で不幸なのか」という大命題も盛り込み、観終わって余韻の残る作品に仕上がってます。

『仮面ライダー/THE FIRST』は、『でがらし魂3』の為に観ました。感想はそっちの方で。

その他は省略です。

2008/01/11 21:16 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ

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