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2025/03/19 10:06 |
茶木っこの名折れ
先週の土曜、祖母の見舞いの為に県外にいたのですが、その日上越ではあるライブが行われていたのです。
 
9月の末、仕事で金融機関に行ったワタシは、置いてあった地元のタウン誌を読んで窓口から呼ばれるのを待っていました。
パラパラとタウン誌をめくっていると、どこかで聞いたことのある単語が目に入ってきました。
 
「茶木みやこ」
 
!?
過去に本ブログに書いたのを覚えておいででしょうか。
昨年から今年の冬に掛けてワタシの中で、そして結婚後は我が家で大ブームを巻き起こした70年代のTVドラマ『横溝正史シリーズ』。そのエンディングテーマを歌っていらしたのが茶木みやこさんでした。
 
今の音楽シーンには無い、独特の雰囲気を持った歌は、覚えにくいのに耳から離れないという不思議な魅力を持っています。
我が家では自分たちのことを「茶木っこ」と自称して盛り上がっていますが、茶木さんの歌は『横溝正史シリーズ』で流れていた『まぼろしの人』『あざみの如く棘あれば』しか知りません。それでいいのでしょうか。ともかく許していただく他は無いでしょう。
 
今年の春頃、茶木さんが上越でライブをされたことを知りましたが、行けずに悔しがっておりました。
そんな茶木さんの名前が地元のタウン誌に載っていたような気がしたのです。
慌てて めくったページを戻すと、茶木さんがまた上越でライブを行うというではありませんか。
で、で、日時は!?と見ると10月3日…なのでした。ワタシ地元にいないじゃん、その日。
 
というわけで再び茶木さんのライブを見逃したわけですが、またの御来越を茶木っことしては楽しみにしております。ていうかこの程度で自分たちを「茶木っこ」呼ばわりして良いのでしょうか!?
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2009/10/08 21:52 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽
猫とアヒルが力を合わせ・・・
最近、アヒルと猫が合体したキャラクターが出てくる某保険会社のCMが絨毯爆撃のように放映されています。多分キャラクターになじみが出るまで視聴者の目に無理矢理入れていこうかとしているようです。
今後、慣れてしまってすっかり愛すべき名物キャラのイメージが定着するかもしれませんので、今の内だから申し上げますが、アレは果たして可愛いのでしょうか?
 
猫、しかも招き猫といったら純粋な猫じゃなく、いわばミッキーマウスのような擬人化キャラです。それにアヒルをハイブリッドしたものですから、ほとんどショッカーの怪人のようなものです。カメバズーカやハサミジャガー、テレビバエみたいなもんじゃないでしょうか?
 
そういえば花キューピットも同様です。
植物が天使なのですよ!天使の体に顔が植物という、『西遊記』に出てくる人参果や西洋の言い伝えに出てくるマンドラゴアのようなものです。可愛く書かれてますが、リアルに描写されていたらあれもショッカ-怪人なこと請け合いです。
 
「敵か味方か!?天使か花か!?謎の怪人に還暦越えの本郷猛が立ち向かう!次回仮面ライダー第2452話『甘い蜜には毒がある 恐怖!もらって嬉しい、怪人「花キューピット」』お楽しみに!」
 
とか、次回予告で出てきそうです。
 
まぁ、なんだかんだ言ってもその内「アレ、可愛いよねー。猫とアヒルの。」という世の中になるんだろーなー。
その時は時勢に巻かれていきますよ、積極的に!!

2009/10/07 21:50 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
日曜の屏風のぞき
日曜午前中にM氏への取材を済ませ、一度は帰宅したものの、久方ぶりの雲ひとつ無い秋晴れに「こんなときに家にいるのは勿体無い!」ということで外出することにしました。
「いさらレポートも書いてないのにどうするんだ!?」という内なる声も聞きましたが、雪国上越の人間には、晴れがとても貴重です(かどうかは知らないけれどワタシはそうです)。レポートは帰宅してから書ける。しかしレポートを書いて更新してから外に出る頃には日が暮れ始めてる。ならばやっぱり晴れの日の外、優先。
 
行き先は高田公園。今は国体で普段以上の賑わいなのですが、それ以上の熱さにも思えるのが高田公園内にある上越市立博物館です。
全国紙の新聞にも載りましたが『御所参内・聚楽第行幸図屏風』という、非常に価値のある屏風が上越市で見つかり、この博物館で展示をしている為に全国から屏風を観に来ているとのことで、かくいうワタシも半分やじ馬根性で公園を散歩がてら行ってみることにしました。
博物館前の細い道路は、屏風目当ての人たちが駐車場を求めて列を成しています。
そうそう、この日(10月4日)は屏風一般公開の最終日だったことも一層の盛況をもたらしていたようです。
 
ワタシは散歩も兼ねていたため、離れた場所で駐車をしたために徒歩でスムーズに建物前まで行きましたが、この秋晴れの下、館外にまで人の列が出来ているのには驚きました。地元の人間なら分かるでしょうが、博物館の駐車場が満車で入れないとか、館外にまで人が列をなしているとかはまずありえません。全ては2枚の屏風がもたらしているのです。
 
そっそく列の最後尾につくと、館の職員の方が「暑い中すいません」と混雑をお詫びしながらパンフレットを配布していました。
屏風の写真や解説が載ってます。この屏風公開の為に制作したようです。
見ると非常にわかりやすく、屏風見学には格好のサブテキストに思えました。
 
091006_215037.jpg
 
博物館の入り口には「40分待ち」とありましたが、実際は15分から20分位の待ちであったように思えます。
この日は職員の方もフル稼働で屏風の解説をされているようで、ワタシが屏風を観ているときに説明をされたのが、先ほど入り口前でパンフレットを配られていた職員の方でした。
 
『御所参内・聚楽第行幸図屏風』は豊臣秀吉の治世下、8年しか存在しなかった聚楽第へと天皇が出かけられる(行幸)様子が描かれており、1枚は聚楽第から秀吉が天皇をお迎えに行く行列が、もう1枚は天皇が御所から聚楽第へと向かう様子が描かれています。
 
今回この屏風がこんなに騒がれているのは、8年しか存在しなかった為に資料が乏しいといわれる聚楽第が描かれているからで、こんなものが巡りめぐって上越市に辿りついたというのも面白いですが、屏風の公開が上越が舞台で秀吉も物語に出てくる大河ドラマ『天地人』放映中というタイミングに恵まれたことも一因でしょう。
 
職員の方の説明を聞きながら、パンフレットを時折見つつ屏風を眺めるのは、非常に理解がし易かったです。
「あぁこの頃から犬がペットだったんだ」とかトンボに紐つけて遊んでいる子供や、扇子専門店らしきものもあります。中でもパンフレットには「竹馬にまたがり」と書かれた子供たちが、ワタシたちのイメージする2本の竹に乗って歩く竹馬ではなく、1本の竹の先に馬のレプリカヘッドが付いたものにハリー・ポッターがホウキにまたがる様に乗っている絵には「これが竹馬か!?」とカルチャーショックを覚えました。確かに見ての通り竹馬でしたが・・・。

200910062134000.jpg
 
何よりの衝撃は終盤に待っていました。
屏風見学も終わり、館内もほぼ見終えた出口付近の休憩エリア。
そこは机や椅子、長椅子が置いてありました。
その長椅子の1脚を使い、作業着を来たおじさんがうつ伏せに寝転がり、手を伸ばして本を読んでいるではありませんか。しかも片足は床にダランと落として、横から見るとT字型に寝ています。まるでビート板でバタ足を練習しているかのようです。あの、博物館大盛況中なんですけど・・・。
すぐさまケータイで画像を納めようとしましたが(←悪趣味)、撮影ボタンを押す直前に、おじさんの仲間らしき人がおじさんを呼びに来たためにおじさん、バタ足練習体勢から起き上がってしまいました。
 
そんな感じで日曜の午後を楽しんだのでした。いさらレポート更新はどこいった!?

2009/10/06 22:11 | Comments(0) | TrackBack() | おでかけ
シンクロニシティの帰還
最近「シンクロニシティ」という言葉を用いなくなりました。
ワタシの中で言葉のブームが去ったとか、もはやそんな神掛かったことなど信じなくなったとかそんなことはなく、ただシンクロニシティを感じることが少なくなったからなのでした。悲しいかな。
それは自分の中のシックス・センスと呼んでいいのか―そのようなアンテナの感度が以前ほど鋭敏ではなくなっているようで、それに対しての焦りのようなものも感じていました。
何よりもここ1年ほど公的・私的に色々あり、余裕がなかったことが感覚が鈍くさせている原因かなと思ったりもします。
 
ところが金曜、久々にシンクロニシティを感じることがありました。
内容的には、他人が聞けば他愛もない偶然で片付けられるのでしょうけれど、ワタシには大きな意味がありました。
 
何日か前に地元の新聞で、ある方のインタビューが載っていました。それを何の気なしに読みました。そのことは金曜まですっかり忘れていました。
 
そして最近は車のなかで山口洋さんの『Live at Café Milton』を聴いてました。このアルバムは、宮城県白石市の『カフェ・ミルトン』での山口さんのライブを収録したものです。
そしてこのアルバムは昨年亡くなられた舞踏家の岡田マサルさんに捧げられた、友情の証的側面も持つ心に沁みる1枚です。山口さんが歌う歌詞の一つ一つが岡田さんに向けられているような気さえしてきます。
 
話を戻しまして金曜の仕事帰り、近所の本屋に立ち寄りました。
たまたま普段はあまり気を入れて物色しないコーナーを見ていたら、ある新潟出身の方が書かれた本が目に止まりました。
これは先日新聞にインタビューが載っていた方の本では・・・?
興味を惹かれて本を手に取ってみると、やはり先日新聞に載っていた方です(月乃光司さんの『心晴れたり曇ったり』という本でした)。
この方、本を出されていたんだ、とパラパラとめくってみると、ある字面がこれまた目に止まりました。
 
「岡田マサル」
 
何!?と、めくり過ぎたページを戻すと、この方が生前の岡田さんとステージを共にしたエピソードが書かれていました。
 
久しぶりに心が震えました。
こんなことってあるんだ。ここ1週間のワタシの目や耳に入ってきた「意味のある情報」を見事な円環で繋げて目前に戻してくるなんて。
物事はワタシの知らないところで繋がっているんだなぁ、目に見えなくなったからといって無くなった訳ではないんだなぁ。それは身勝手な考えだったんだなぁ、と本屋でしばし立ち尽くしていたのでした。悲しいのはプチ悟りを得たワタシが、傍目には立ち読みしてるオヤジにしか見えなかったろうことです。まぁ間違ってませんけど。
 
こんなことがあった晩、かねてから居酒屋を経営されていた先輩より月例のバーキューのお誘いをいただいていたのですが、考えた末に今回は欠席しようとメールの文章を打ちました。
ただ、メールを送信するには、いささか時間が遅かったので翌日送信することにしました。
 
そして土曜。
朝より祖母の見舞いの為、富山へ向かう途中のパーキングエリアで先輩のメールの件を思い出し、送信しようとケータイを開くと・・・
 
その先輩からメールが来ていました。
 
今度のバーキューの参加の可否を問われていると共に、今回はマルス先輩も参加されるとの情報も。
そのタイミングの良さにびっくりしつつ、しばらくお会いしていないマルス先輩が参加されるなら、とスケジュールを変更しバーベキューの参加を決めて返信したのでした。
 
2日連続でシンクロニシティが起こるなんて久しぶりです。
アンテナ受信感度が戻ってきたのでしょうか?
 
追伸:この翌日(日曜)、家でゴージャス松野さんの話をして取材に出掛けましたが、その間にヨメがテレビにゴージャス松野さんが出てきたのを観てビックリしていたそうです。これもシンクロ?

追伸の追伸:今この記事で『カフェ・ミルトン』のくだりを書いている最中に、テレビから哺乳びんの『ミルトン』のCMが始まったのには驚きました。これもシンクロか!?
 


2009/10/05 21:51 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
不穏な かの国、透けて見えるこの国『底抜け合衆国』
半月ほど前ですが、お盆に購入した町山智浩さんの『底抜け合衆国』を読了しました。
ワタシにとって町山さんは映画の師匠のような方です。
町山さんが編集に携われた『このビデオを見ろ!〈アクション篇〉』は10代・20代に於けるワタシのバイブルでした。
『映画の見方がわかる本』も映画鑑賞の最高のサブテキストだと思います。興味のある方は是非ご一読ください。
 
本書はアメリカ在住の町山さんが、2000年から2004年(つまりは同時多発テロの直前からテロ後の時期)に掛けて主にTV・映画・雑誌などから見えるアメリカについてのコラムを集めたもので、徹底した下調べと明快な語り口から立ち上ってくるのは『ブッシュ政権下の病んだアメリカ』です。
 
ある程度時間の経った今だからこそ、当時町山さんがアメリカで感じていた「空気」が伝わってくるものがあります。
殆どのコラムから感じられるのは、当時のアメリカに対しての「不穏」。
確実に間違っているのに、なんかはっきりとそれを主張することが出来ない。これが21世紀の大国の現状とは到底思えないほど、かの国は、いや世界は病んでます。
そしてそれに追従する日本の現状について考えると、なんとも背筋が寒くなる気も。
特に『ポルノ規制と「フリードマン家の崩壊」』という陪審員制について言及された回は、日本でも裁判員制度が導入された今読んでこその薄ら寒さ度。マジで怖くなりました。そして町山さんの先見性に脱帽しました。
 
本著は2004年、ブッシュ再選を阻止すべく『華氏911』を製作したばかりのマイケル・ムーア監督のインタビューで本書は締めくくられます。我々はブッシュが再選された「未来」を知っているので、よりこの締めくくりが効いてきます。
 
あと著作権に関する下りで「その通り!」と思わず膝を打った箇所がありました。
『75歳のミッキーマウスを禁欲から解放せよ』という回ですが、M氏を応援してくださる方々には是非お読みいただきたいです。

2009/10/02 21:48 | Comments(0) | TrackBack() |

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