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2025/03/18 00:18 |
富山の旅1 合掌造りのグリム家
先週の土日と旅に出ておりました。
 
行き先は富山。
富山は親戚がいるため、年に何回も足を運ぶものの毎回、親戚回りと墓参りで終わってしまうので観光といった趣はありません。で、そんな「近くて遠い」富山へ観光主体で行ってみようという初の試みでありました。
 
朝の7時過ぎに出発し、とある高速のサービスエリアで朝食を。悩んだ挙句、食い倒れてやるオーラを全開にして、朝から醤油とんこつラーメンを頼みました。お味の方は訊かないでいただきたい。
 
富山インターで一旦高速を降り、入院中の祖母を見舞い、再び高速へ。
向かった先は五箇山でした。
 
五箇山は昔ながらの合掌造りの家屋が点在する集落があり、菅沼・相倉の集落は世界遺産に登録されています。
その両集落へ行く前に、行徳寺と岩瀬家という民家を見に行きました。
なんといいますか、紅葉が始まった山が目前にあり、渓谷に渡る橋があり、昔ながらの街並みがあり。旅の気分は嫌が応にも盛り上がってきます。
 
行徳寺と岩瀬家は隣り合わせで、観光客の為にトイレ完備の駐車場もあります。
まず行徳寺の方に行ってみますと・・・
 
「ギャー、ギャー」
 
うおっ!カラスが茅葺きの山門の上と周りに10羽近くいるではありませんか。羅生門か!?
ひとまずお参りをして岩瀬家へ。
 
iwase.JPG
 
入館料を払って屋内へ上がると、黒光りするぶっとい柱や囲炉裏が。囲炉裏前には初老の男性がおり「どうぞ、こちらへ。話をしますから」と手招きをしてます。
行ってみると、座るように促され、囲炉裏で沸かしているお茶を振舞われました。このお茶がこれまた美味しい。後で売店を見たら、どくだみ茶だったようです。でもなんかこの展開、グリム童話の日本版っぽくないですか?
お茶を飲んだら昏倒して、おじちゃんは狼に実は食われてて、この民家はチョコで出来てて。そんな展開が待っているのでしょうか。
とりあえずお茶を飲みながら、あたりを見回して初老の男性との会話の接点を見出そうとしました。
 
ワタシ 「うわー、柱ぶっといなー」
 
男性 「・・・」
 
ワタシ 「・・・へぇー凄いなぁ。囲炉裏、良い味出てるなー」
 
男性 「・・・ではね、話を始めます。」
 
事務的!事務的なり!!ワタシの気遣い無駄遣いだったなりぃ!!!
 
お話はタメになるものでした。この合掌造りの家屋はクギやクサビを使用していないこと。2000戸あった合掌造りの家屋も、現在ではごくわずかになったこと。上の階では蚕を飼っていたこと。話の中に出てきた「お蚕さん」という呼称も、暮らしの中に養蚕があったことの名残なのだなぁと、そんなとこに知ることのない暮らしぶりを感じました。
 
iwase2.JPG
 
縁側から覗く庭には池があり、鯉が泳いでいます。
そしてその奥の林には、川(沢?)が流れザーッという音がしてます。町の人間からすれば、今となっては贅沢な居住空間です。
階上は階下が透けて見えるくらいの感覚で足場が組まれており、歩けば木がたわむのが分かります。
 
とりあえず旅の序盤としては上々でしょうか。
次は菅沼集落へと向かいました。
 
(続く)
 
追記:旅から帰ってからガイドブックを見直してびっくり。あの初老の男性は、五箇山マイスターとしてガイドブックに思いっきり写真が載っていたのでした。
話が終わって最後、囲炉裏に栗が吊るされていたのを、何のためにやってるんですか?と訊いたところ「これは栗に虫がつかない為にやってるんですよ」とちゃんと答えてくれました。一応フォローしておきます。
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2009/10/28 21:40 | Comments(0) | TrackBack() | おでかけ
またもお読みの方に助けられる
本日お二人の方よりメールをいただきました。

お一人目はバルケッタさん。
先日いただいたメールを いさらレポートに転載させて欲しい旨、打診していた件でのご了承メールでした。
今までのやり取りで、バルケッタさんは相当重要、且つお忙しい仕事環境でいらっしゃることは承知していました。が、ここまでメールをいただいて、いさらレポートで登場いただかないテもないでしょう、ということで今回ぶしつけながらお願いさせていただいていました。
今回の了承メールも相当お忙しい中、合間を縫ってメールを打っていただいたことが、バルケッタさんは一言も書かずとも伝わってきます。
本当に恐縮しながらも、感謝しております。

これで次回の いさらレポートが一つ華やかになります。

もうお一方はMr.フエンチ。
こちらも「ガイバー作りたい!」と言っているM氏のために画像を集めて送って下さる協力っぷり。この方も絶対お忙しい方なのですよ。メールやり取りさせていただいてるから分かりますけど。その心意気が嬉しいですし、どう感謝したらよいか分かりません、ねえM氏。M氏読んでる?あ、読んで無くても週末話すから。読んでても話すけど。
文章もありがたくなるようなことばかりで恐縮しきりでした。
Mr.フエンチのメール&画像も、次回の取材にてM氏に見せます。

こうしてIsara Fansiteは お読みの方のご好意に甘えて、すがって、手を差し伸べられて活動しております。
今後とも中年ザル2匹の生態を暖かく見守ってやってください。

バルケッタさん、Mr.フエンチ、ありがとうございました!

2009/10/27 21:58 | Comments(0) | TrackBack() | いさら
しゃん、しゃん、しゃん!
先日、電話で甥っ子と話す機会がありました。

母親 「(甥っ子に向かって)ほら、電話に出なさい。」

甥っ子 「(ゴソゴソ)・・・・・・じぃじ。」

ワタシ 「『じぃじ』じゃないよ!!違うでしょ!!」

母親 「じぃじ、違うよ。お兄ちゃんって。」

甥っ子 「・・・にいちゃん!」

ワタシ 「(いや、お兄ちゃんってほど若くないから・・・・それはそれで恥ずかしいし・・・)違うよ。おっちゃんだよ。」

甥っ子 「・・・・・・(完全に混乱しているらしい)。」

母親 「じゃあ、おじちゃんにバイバイしなさい。」

え!?もうこの会話、終わりかい!?何にも甥っ子と話してないじゃない!?

甥っ子 「ばいばい!」

ワタシ 「(終わらせてたまるか、この会話)ごーんじゃ、ごーんじゃ。」

ちなみに「ご-んじゃ」とは特撮番組『ゴーオンジャー』のことで、甥っ子が初期の頃に覚えた言葉です。今は『ゴーオンジャー』は終了し、『シンケンジャー』という番組になってますが言い難いらしく、未だ甥っ子は「ごーんじゃ」といっているのです。
その大好きな『ごーんじゃ』の言葉が、おっちゃんから出たとあって、甥っ子、スイッチが入った模様。

甥っ子 「びーむ!びーむ!!びーむ!!!(←ビームのことらしい)」

ワタシ 「ごーんじゃ、ごーんじゃ、ごーんじゃ

甥っ子 「びーむ!びーむ!!びーむ!!!

ワタシ 「ごーんじゃ、ごーんじゃ、ごーんじゃ

いや分かってますよ、大人気ないのは。
甥っ子、さらにテンション急上昇。

甥っ子 「しゃん、しゃん、しゃん! しゃん、しゃん、しゃん

ん?何それ?

甥っ子の母親 「これね、『ウルトラセブン』のオープニングのマネしてんのよ。」

あぁ!「♪セブン、セブン、セブン!」のことなのか。
しかしウルトラセブンとは、全くキミとは趣味が合うな。ワタシもウルトラマンでは、セブンが一番好きだったよ。
怪獣スタンプ、集めたな。今どこ行っちゃったんだろうな。まだ実家にあるかな。

甥っ子 「しゃん、しゃん、しゃん!!

というわけで現在、我が家の流行語は「しゃん、しゃん、しゃん」であります。

2009/10/26 22:04 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
休みのシンクロ
先週の土曜日、M氏への取材時。

ワタシ 「あ、M氏。来週の取材なんだけどさ、申し訳ないけど出掛けるんでお休みにさせて下さい。」

M氏 「私もそれ言おうと思ってたんですよ。土日とも用事があって体が空かないんです。」

ワタシ 「おぉ!!不思議だねぇ~。これもシンクロかねぇ。」

M氏 「こんなこともあるんですね。」

ワタシ 「いやいや!キミといると、こんなことばかりだよ!!」

というわけで、週末のM氏への取材と いさらレポート更新をお休みさせていただきます。
来週末は取材予定です。

2009/10/23 21:23 | Comments(0) | TrackBack() | いさら
涙腺決壊必見作『ルディ』
先日DVDで映画『ルディ』を観ました。
本作を初めて観たのはもう十年以上前。数年前に再見し、昨年DVDを入手したものの、今回まで未見でありました。
 
計3回観たのですが、何回観てもその感動というのは色あせることがありません。普通、繰り返し観るほど初回の感動は薄れるというものですが、『ルディ』は違います。劇中こらえようにも何度も目頭が熱くなり、何とか持ちこたえた涙腺も怒涛のクライマックスで決壊。おじさんからそんなに水分を取らないでください。ただでさえ潤いが不足してるんだから。
 
未見の方の為にご説明いたしますと『ルディ』は実話が元になっており、貧しい労働者階級の家に生まれたルディが、「ノートルダム大学のアメフト選手になって試合に出る」という子供の頃からの夢を叶えようと奮闘するお話。
ルディが夢を叶えるには、いくつもの障害を越えねばならず、学力が無い、金が無い、体が小さくて一流のアメフト選手には到底なれそうに無い、家族の理解は無い、学校の先生は無理だという、周囲は笑う。もうここまでだと普通諦めますよ。人生も諦めちゃうかも。
ところがそれでも諦めないのですよ、ルディは。
 
この時点で涙腺はやばいのですが、一つの障害を越える度に、可愛そうになってくるエピソードが待っています。それがまた涙腺を刺激するのです。
それでも、それでもルディは諦めません。
 
こうして迎えるラストは、愚直なまでに己の夢に向かっていった男の到達点です。もうワタシは毎回観ても嗚咽もんです。
 
ルディを演じるのはショーン・アスティン。ワタシの世代ですと「『グーニーズ』に出てた子役」と思い出すのですが、本作の後『ロード・オブ・ザ・リング』3部作でこれまたルディのような ひたむきで侠義あるホビットを演じて男を上げました。『ロード・―』での高評価は個人的にも大変嬉しかったです。
 
アメリカでは「90年代の『ロッキー』」といわれていたということからも、作品の出来が伺えるでしょう。
 
今回はDVD特典である実在のルディ・ルティガーのインタビューも観ました。
彼が読書障害だったことははじめて知りましたが、ちゃんと本編で分かる人には分かるように描かれていました。
その他も、この映像特典を観ると本編での描写の裏事情が分かり、鑑賞後の良いサブテキストにもなってます。
 
「夢には希望をもたらす力がある。周囲の人間に希望を与えられる。自分の信念を伝えることでもあるんだ。
不可能に思えても努力すれば夢は叶う。」
と目を潤ませながら語るリアル・ルディにまたしても涙腺決壊警報発令。
 
ちなみにその昔、マルス先輩に本作を薦め、マルス先輩も感動。それから二人の間では「ルーディ!ルーディ!」とガッツポーズをしながら走り回るワタシを、マルス先輩が「ノートルダム大学で・・・」とナレーションを入れるギャグ(なのか)が流行りました、って、どうでもいい情報ですね。
 
ちなみに本作の公開時の邦題が『ルディ/涙のウイニング・ラン』。
ご覧になった方はお分かりですが、ルディは競技場で泣いてなんかいないんです。
そう、この涙は観客が流したものなのでした。
 
「辛いときに観ると利く」、風邪薬のような1作。
そんなわけで未見の方は必見です。

2009/10/22 21:23 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ

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