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2025/03/16 23:49 |
涙腺決壊必見作『ルディ』
先日DVDで映画『ルディ』を観ました。
本作を初めて観たのはもう十年以上前。数年前に再見し、昨年DVDを入手したものの、今回まで未見でありました。
 
計3回観たのですが、何回観てもその感動というのは色あせることがありません。普通、繰り返し観るほど初回の感動は薄れるというものですが、『ルディ』は違います。劇中こらえようにも何度も目頭が熱くなり、何とか持ちこたえた涙腺も怒涛のクライマックスで決壊。おじさんからそんなに水分を取らないでください。ただでさえ潤いが不足してるんだから。
 
未見の方の為にご説明いたしますと『ルディ』は実話が元になっており、貧しい労働者階級の家に生まれたルディが、「ノートルダム大学のアメフト選手になって試合に出る」という子供の頃からの夢を叶えようと奮闘するお話。
ルディが夢を叶えるには、いくつもの障害を越えねばならず、学力が無い、金が無い、体が小さくて一流のアメフト選手には到底なれそうに無い、家族の理解は無い、学校の先生は無理だという、周囲は笑う。もうここまでだと普通諦めますよ。人生も諦めちゃうかも。
ところがそれでも諦めないのですよ、ルディは。
 
この時点で涙腺はやばいのですが、一つの障害を越える度に、可愛そうになってくるエピソードが待っています。それがまた涙腺を刺激するのです。
それでも、それでもルディは諦めません。
 
こうして迎えるラストは、愚直なまでに己の夢に向かっていった男の到達点です。もうワタシは毎回観ても嗚咽もんです。
 
ルディを演じるのはショーン・アスティン。ワタシの世代ですと「『グーニーズ』に出てた子役」と思い出すのですが、本作の後『ロード・オブ・ザ・リング』3部作でこれまたルディのような ひたむきで侠義あるホビットを演じて男を上げました。『ロード・―』での高評価は個人的にも大変嬉しかったです。
 
アメリカでは「90年代の『ロッキー』」といわれていたということからも、作品の出来が伺えるでしょう。
 
今回はDVD特典である実在のルディ・ルティガーのインタビューも観ました。
彼が読書障害だったことははじめて知りましたが、ちゃんと本編で分かる人には分かるように描かれていました。
その他も、この映像特典を観ると本編での描写の裏事情が分かり、鑑賞後の良いサブテキストにもなってます。
 
「夢には希望をもたらす力がある。周囲の人間に希望を与えられる。自分の信念を伝えることでもあるんだ。
不可能に思えても努力すれば夢は叶う。」
と目を潤ませながら語るリアル・ルディにまたしても涙腺決壊警報発令。
 
ちなみにその昔、マルス先輩に本作を薦め、マルス先輩も感動。それから二人の間では「ルーディ!ルーディ!」とガッツポーズをしながら走り回るワタシを、マルス先輩が「ノートルダム大学で・・・」とナレーションを入れるギャグ(なのか)が流行りました、って、どうでもいい情報ですね。
 
ちなみに本作の公開時の邦題が『ルディ/涙のウイニング・ラン』。
ご覧になった方はお分かりですが、ルディは競技場で泣いてなんかいないんです。
そう、この涙は観客が流したものなのでした。
 
「辛いときに観ると利く」、風邪薬のような1作。
そんなわけで未見の方は必見です。
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2009/10/22 21:23 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ

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