先週末は M氏への取材を中止してもらい、いさらレポートの更新も休みました。
本ブログ自体も数日ぶりの更新ですが、今回の更新に当たり週末のワタシのことや周囲の状況を書こうと途中まで原稿を書いたのですが、考えた末にボツにすることにしました。
これからしばらくは後先考えずやりたいことに邁進していこうと思います。
勿論、越えなければならない諸々を越え、やらなければならない諸々のことをやった上で。
久しぶりに止まっていたものが再び動き出したような、根拠のない充実感が湧いています。
先ほどM氏と連絡を取り、今週の某日取材をすることに決定しました。
どんな話が聞けるか。今から楽しみです
どんな話が聞けるか。今から楽しみです
人と会うことがストレス解消になるときと、一人で趣味などに没頭することがストレス解消になるときがあるようです。
でもそれは自分なりに分析して見極められるものでもなく、「外に出るのも億劫で体調もすぐれない、家で映画でも観ていたい」と思っていても、いざ外出して外の空気を吸うと元気が出てくる場合があります。なかなか読めません。
先週末は外出や人と会うことが多かったですが、意外にリフレッシュできました。
それによって自分が今、人と会って話したりすることが必要なのだと気付かされました。
確かに毎週のようにお会いして話し込んだマルス先輩は横浜に行ってしまいましたし、ワタシ自身も独身時代のように毎週のように飲みに出たりはしなくなりました。結果、アルコールには嘗てないほど耐性がなくなり、ちょっとの酒で二日酔いと胃腸が非常事態宣言を発令するようになってしまいました。
で先週のお休みはどのよう過ごしたかと申しますと・・・
土曜日
・早朝、『牙狼』を観てからM氏の取材に。
・戻って昼から『レッド・クリフ PARTⅡ』を観に行く。
・夕方から、とある企業の管理職の方と飲む。
中でも管理職の方との一席が非常に楽しく、ためになりました。感性的にも話をしていて磨かれるものがありましたし。しかしワタシは酒が弱くなったことを忘れていました。帰宅後どうやって風呂に入ったのか、いつ寝たのかが全く記憶にありませんでした・・・そんなに飲んでないのに・・・。
日曜日
・ 朝、いさらレポート書き。段々気持ち悪くなってくる。二日酔い?
・ お昼、ヨメと義母とでうどん屋に食べに行く。この頃には外気に触れてリフレッシュしたのかすっかり元気に。
・ そのまま新築された介護付きケアハウス(でいいんでしょうか)の内覧会へ。ワタシの先輩や知人は介護関係者もしくは経験者が多く、興味がないわけではないのでした。今住んでるとこより良いじゃないの。いくら?・・・あー、そう。一時金でそれだけね。え、他に毎月払うの?・・・あぁ、そう。そんなに・・・。
・ 夜は実家で食事。甥っ子のワンマンショーっぷりに笑い倒す(後日また書きます)。
こうして休日は終わりましたが、人と交わる時間がある方が気が緩み過ぎないでいいのかなぁと分析しました。まぁ分析しても見極められるもんじゃないんですけど。
数日前より甥っ子が実家に来ています。今回はニューカマーの姪っ子も一緒です。
姪っ子はまだ寝てばかりなので、当然甥っ子をかまい倒すのです。
甥っ子、以前にワタシがあげた仮面ライダーキバとガメラのソフビを持参。嬉しい。妹が姪っ子を産むため一時的に保育園に預けた際にも持って行ったらしく、キバの頭とガメラの甲羅にマジックで名字が書かれてました。
ワタシの手前、妹は「(旦那の)お父さんが書いたみたいで、やめてよーって感じ。」と申し訳なさそうに言ってましたが、ワタシ的にはどうでもよい。もしM氏から貰った仮面ライダーのリペイントに勝手に書きこんであったら、そんなふらちなあくぎょうざんまいは市中引き回しの上はりつけですけど。
甥っ子は日曜放送の『シンケンジャー』『仮面ライダーディケイド』に心を奪われているそうで、『シンケンジャー』の前番組の『ゴーオンジャー』で甥っ子は「ごーんじゃ」とタイトルを言えるようになりました。しかしシンケンジャーになっても「ごーんじゃ」と言っているそうです。当たらずとも遠からずです。
先日は『スター・ウォーズEPⅢ』がTV放映された際、ずっとテレビの前で直立不動だったそうで、「この子は見どころがある。ミディ・クロリアンの数値が高いに違いない。ゆくゆくはワシの跡を継がせたいものよのう」と一人納得していました。ワタシのどこの何を継がせたいのか自分でもよく分かりませんけど。
以前と違い、甥っ子とべったりという訳には行きませんが、出来るだけ一緒に遊びたいと思っております。
なにやら最近「ハゲコウ」なる生き物が巷を騒がしているとか、いたとか。
ハマコーなら存じ上げていたのですがハゲコウとなると、とんと疎いもので。
どうも動物らしいですね。
多分ハゲタカみたいに頭部に体毛がないのでしょう。
ハゲのコウモリとか、猿のことを「猴(コウ)」とも書くからストレス下に置かれた猿のことではないでしょうか。「禿猿」。なんか「海猿」のスピンオフ作品みたいですが。
昨夜、夕食事にニュースを観ていてこの「ハゲコウ」の報道がありました。「アフリカハゲコウ」というのですね。
見てみればトキのようなシロサギのような1mを超える鳥ではありませんか。
そいつが逃げ出して、捕獲せんとする人間たちを翻弄する様は関係者の皆様には大変失礼ですがなんともおかしかったです。
そして馴染みのない品種の鳥であるがゆえに、そのニュース番組でもアフリカハゲコウについて説明がありました。興味深く観ていると、このアフリカハゲコウ、オスメスの見分けが一目ではつかないのでどうやって見分けるか説明を始めました。
なるほど、そういった雑学的な奥様一口メモ的情報も盛り込んだ方が視聴者にとっても為になります。くちばしの先端が赤いかとか、羽根にシマが入っているとか、トサカがオスは生えてるとか・・・例え羽毛は頭部に生えて無くても。とにかく知ることが出来れば、すぐ忘れてしまうものでも視聴者は気が済むってもんです。例えある日突然、アフリカハゲコウのオスメスを見分ける必要が生じるなんてことがこの先まずないとしても。
TVのナレーター 「さてアフリカハゲコウはどのようにしてオスメスを見分けるのでしょうか。それは(と、カメラがアフリカハゲコウの足元にズーム・アップする)足に目印となる赤い輪っかが付けてあるかどうかで見分けます。」
・・・・・・そういうことじゃないだろう。
先週の休日、とある喫茶店に入りました。
行きつけ、とまでは言いませんがその店のピザが好きで、過去に何回か足を運んでいます。
喫茶店というのは、客層に特徴があるような気がします。
先日のブラック社長主催のライブや(今度は4月18日に、前回書いた町屋の近くでライブを主催されるそうです)、富山で観た山口洋さんのライブ会場は広めの喫茶店でした。ハマっている『横溝正史シリーズ』のエンディングテーマを歌う茶木みやこさんが上越に来た時も、ライブ会場は喫茶店でした。
かように喫茶店は、音楽とか地元のサークル活動とか文化的な匂いのする場所です。集まるお客さんが放つオーラのようなものも、表現が悪いですが、その文化的フォーマットから来るどこか排他的なものを感じて敷居が高そうな印象を受けます。それはたまに来る客であるワタシの一方的な被害妄想のようなものかも知れません。
今回行った店も、店にいたお客さんはたまたまふらりと来た感じはなく、サークルの集まりの帰りにいつものようにこの店に来たという感じのおばさんたちだったり、お店の主人やバイトの女の子と親しく話す一目で常連さんと分る女性等がいらっしゃいました。
そんな中でワタシは注文をして、とりあえず新聞を読みながら待っていました。ジャズの流れる店内でゆったりとした時間を過ごす・・・と行きたいところでしたが、広くはない店内には数人のおばちゃんたちの会話がジャズ以上の音量で流れてきます。
どの方も余所行きの格好をして、自分たちが所属しているであろうサークルの内輪話に花が咲いています。
別に盗み聞きをするつもりはなかったのですが、ぼーっとしていたワタシの耳に一つの衝撃的な単語が入ってきました。
おばちゃんの一人「もう、ちょめちょめして・・・」
え!?一瞬耳を疑いました。いま「ちょめちょめ」って言いましたよね、21世紀に!?
こうなるともう新聞なんぞ読んでる場合ではありません。耳を傾けると、このおばちゃん、同じ話を何度も繰り返すもんだから「ちょめちょめ」が連呼されています。昼の日中に。
おばちゃん 「もうさぁ、あの人(同じサークルの女性)が『ほら、おまん、ちょめちょめだねかね』っていうのさ。あの人何かっていうと、はっきり言わないですぐ『ちょめちょめ』っていうのよ。頭に来ると思わない?だしさ、私も言ってやったんだわ、『おまんだって、ちょめちょめだねかね!』って!まぁーんで、どう思うーこれ?」
・・・はっきり申し上げて何言ってるんだかさっぱり分かりません。
「ちょめちょめ」ってシモ系のことを指す言葉かと思ったんですが、ここではどうも違う意味で使われているようです。
字面のみで理解しようとすると「おまん、ちょめちょめだねかね」は、もうワタシが今まで電脳世界で築きあげたパブリック・イメージを一瞬にして崩壊させる破壊の言葉の如くですが、方言が混入してますので正しくは「あなた、○○ですよね?」程度にご理解いただけたら幸いです。
上記の話をワタシが聞き耳を立ててからでさえ3回も同じ話を繰り返すもんだから、このおばちゃんの話で一番訴えたいのは「○○さんがヤな感じ」ではなく、「ちょめちょめ」だったという風に聞こえてきます。
ワタシは笑いを噛み殺しながら聞いていました。
来て良かった、この喫茶店。
一緒に来ていたヨメも途中から気付いたらしく、店を出てからの
「ちょめちょめ、ちょめちょめって、アンタは山城新伍か!?」
という彼女のツッコミが完全に死角から飛んできた内容でツボにハマってしまい、しばしのたうち回りました。
だって女性の口から「山城新伍」とか瞬時に出てこないでしょ、今どき?ワタシでさえそのツッコミは思いつかなかったです。
つくづく来て良かった、この喫茶店。