以前やった「最近観た映画」というテーマでまた書こうと思ったのですが、前回書いたの8月だったんですね。あれから結構観ちゃったので、今回は夏から秋にかけて観た映画について書きます(既にブログに書いてる映画は省きます)。
『プロデューサーズ(リメイク版)』
『シリアナ』
『直撃地獄拳/大逆転』
『マスター・オブ・サンダー』
『かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート』
『マーダーボール』
『グエムル/漢江の怪物』
『フープ・ドリームス』
『ウェディング・プランナー』
『機動警察パトレイバー The Movie』
『機動警察パトレイバー2 The Movie』
『うる星やつら2/ビューティフル・ドリーマー』
『プロデューサーズ』・・・昔オリジナル版も観ましたが、リメイク版のほうが好きです。舞台の主要キャストをそのまま配置しているので、観ていても安定感があります。何より、作り手が原作とミュージカルに愛情を持って作っているのが心地いい。
舞台版のキャストではないものの、ウィル・フェレルが面白い。彼の主演した作品は、高確率で笑えますし、今作や『ウェディング・プランナー』のように脇で出演した作品は、下手をすると彼の出演シーンだけが笑える作品に仕上がります。そんな訳でウィル・フェレル、注目です。
ラストショットのあの方の出演もオリジナルへの敬意が伺えて好感。
ラストショットのあの方の出演もオリジナルへの敬意が伺えて好感。
『かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート』・・・昨年のベスト映画は本作のドニー・イエン主演の『SPL/狼よ静かに死ね』でした。その後に撮ったのが今作。他の出演者たちも、驚くほど頑張ってます(ニコラス・ツェーの旋風脚しまくりや、ショーン・ユーのヌンチャクさばき!)。
残念なのはキャラの設定上、ドニーの足技が封印されていたことですね、って分らない方には全く分らない感想で申し訳ないです。
『グエムル/漢江の怪物』・・・怪物が初めて姿を現し、最初の殺戮が行なわれるくだりの演出は見事の一言。
この手のパニック映画でも最高レベルのベストシーン。結末がハリウッドの様にいかず、湿った余韻を残すのはお国柄でしょうか?
『フープ・ドリームス』・・・10年ほど前に、このドキュメンタリー映画を観ました。余りの面白さ、「人生は小説より奇なり」を地で行く展開に、今まで未開拓だったドキュメンタリーもフォローするようになったのです。おかげで『クラム』『ボウリング・フォー・コロンバイン』『スーパーサイズ・ミー』等の作品と出遭えました。
バスケが好きな二人の少年を数年に渡って取材。背景からアメリカのバスケ文化、低所得者層の実態が浮かび上がってくる傑作です。
『うる星やつら2/ビューティフル・ドリーマー』・・・『パトレイバー』を含め、夏に衛星放送で放映していた押井守監督特集で観ました。どれも1回観ていますが、今作は学生時代にI君宅にてビデオで観て以来です。当時I君はお兄さんとお年玉を出し合って、当時1万5千円位だった今作のビデオを買ったそうです。懐かしい。
今観ると古めかしく感じるだろうと思ってましたが、全然!今回観た押井監督作の中で一番楽しめました。
当時は原作コミックスも持っていたものの、今となっては世界観とかキャラ設定なんてすっかり忘れてしまってますが、舞台劇にしても通用するだろう各キャラの見せ場やダイアローグの妙を盛り込んだ脚本(これも押井監督)と声優の力演(声優の力演なんて初めて感じましたよ)でそんなことは全く気にならず。画面の細部まで描き込まれた作り手の遊び心の芸の細かさよ。
今観ると古めかしく感じるだろうと思ってましたが、全然!今回観た押井監督作の中で一番楽しめました。
当時は原作コミックスも持っていたものの、今となっては世界観とかキャラ設定なんてすっかり忘れてしまってますが、舞台劇にしても通用するだろう各キャラの見せ場やダイアローグの妙を盛り込んだ脚本(これも押井監督)と声優の力演(声優の力演なんて初めて感じましたよ)でそんなことは全く気にならず。画面の細部まで描き込まれた作り手の遊び心の芸の細かさよ。
これを観ると現在のCG主体のアニメが「手抜き」に感じるくらいでした。傑作といわれるだけあります。
このところの難解で硬質な押井作品よりこちらの方が素直で好きかもしれません。何より愛情を感じます。
その他は省略。
続きは近日中に。
このところの難解で硬質な押井作品よりこちらの方が素直で好きかもしれません。何より愛情を感じます。
その他は省略。
続きは近日中に。
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