たこ焼き購入により花見で買い食いデビューを果たしたワタシが気になったもの、それはクレープでした。
以前よりクレープという食い物に興味があったものの、ほら、あれじゃないですか。おっさんがクレープ買うのって恥ずかしいじゃないですか。ならソフトクリームはいいのか、って話でしょうが、アレ買うのにはもう慣れた。
ちょっと今回はクレープを買い食いしてみようと決めました。
高田公園の花見会場では、地元のクレープ屋の出店がいつも人気で今回ワタシも並んで購入しましたですよクレープ。
初めてクレープ食べたのは昨年の春。親分たちと地元のビアガーデンで飲んだ際に食べましたが、飲んでいたせいで味は分かりませんでした。
いざ食べてみると、生クリームがヘビー。食べ終わった頃には胃がずっしり重くなっていました。もうこれ以上食えません。
ワタシはシュークリームがあまり好きではありません。
クリームというのは飽くまでショートケーキやロールケーキのように主たるスポンジケーキに飾り味付けする「従」のものであると考えているので、クリームが「主」であるシュークリームはワタシには甘過ぎるのです。
おにぎりの中にタラコが入っているのが良いのであって、タラコだけが握ってあって海苔で巻かれていてもしょっぱ過ぎて食えないじゃないですか。
話がズレそうなので元に戻しますが、クレープはワタシにとってシュークリームと同じカテゴリーに入る食べ物だと分りました。
パフェと同じでお腹いっぱい食べてみて気が済む、というパターンをクレープでも踏襲してしまいました。
そんなわけで初めての買い食いミッションは成功裡に終了したのでした。
で、花見会場散策を継続してしばらく。
観桜会に併せ、高田の町家を公開するとして地図が描かれたチラシがあるのを発見。
年に何度か高田の旧家を公開していることは知っていましたが、行ったことはありませんでした。
これは行かねばなるまい。
花見会場を出て高田駅前へと向かいました。
行った先は旧・今井染物屋。
男性のボランティアのガイドさんが案内をしてくれました。
最近では『ふみ子の海』という映画の撮影で使用したそうで、一部セットが残っており女優の高橋恵子さんのサインもあります。
ワタシは豪商の家や町家を見学するのが好きで、「新潟県豪農めぐり」みたいな本も持ってる位です。でもウンチクとかは全く知らなくて、お寺・神社同様、ただ見るのが好きというレベルです。
そしてこの今井染物店さん、大きな家の割にその造りが質素なのが意外でした。真冬をここで過ごすのは、かなり大変だったろうと思います。
ガイドさんはホントに物知りで、建物の歴史のみならず高田城の歴史まで説明して下さり、大河ドラマ『天地人』で得た知識とリンクするところ大でした。
所要時間が1時間ほど。内容の濃いガイドさんの説明と建物見学で、本日は他を回るのを諦めました。でも満足。
興味のおありの方は是非行ってみてください。
PR
朝に いさらレポート更新をして、天気が良いので午後に花見に行ってきましたです。
といっても満開にはまだまだ遠く、次の週末が丁度良いくらい。行った先は高田公園です。
ここで最近の「パフェをたらふく食う」企画(?)に続き、またしても長年やりたくてもやらなかった(やれなかった)ことをしようと花見会場に乗り込んだワタシ。
やりたかったこととは
「花見の露店で買い食いをする。」
・・・え、ショボいですか?ショボ過ぎますか!?
でも思い返してみても、ワタシは花見の露店で買い食いをした記憶がないのです。
勿論、幼少期に母親から綿あめや、たこ焼きを買って貰って食べた記憶はあります。しかし小遣いや、自ら稼いだ金で食べたことがありません。
若いころのワタシはヒネておりました。
花見会場にでは「こちとら花見に来たんじゃい。露店目当てじゃねーやい。」的な考えもあったかも知れません。だから花見で買い食いをしたことがないのかも知れません。今となっては記憶にございません。トシというのは怖いものです。最近は「あるある探検隊」と「ララライ体操」をやっている方たちの名前が思い出せず半月程悩んでおりました。別に思い出さなくても悩まなくてもいいレベルなんですが。
とにかく今日は露店で買い食いをするぞ。
そのために昼食は軽く済ませました。我ながらなんという準備の良さ。なんという殊勝っぷりでしょう。
まずは たこ焼きを食べることに決めました。
一通りぐるーっと回って、作り置きをしないで今まさに忙しそうにたこ焼きを作っているお店にセット・オン。
「すいません、ひとつ下さい。」
もしかしたら人生初めての露店でたこ焼き購入。
ところがアナタ、「はーい。ありがとうございます。」とおばちゃん、やにわに横の発泡スチロールのBOXの蓋を開けたかと思うと、中から たこ焼き出現!え、それなの!?それがワタシが買うやつなの!?隠してあったの!?
渋々、発砲BOXから取り出した たこ焼きを購入。けど持ってみると結構熱い。なので納得。
早速腰をおろして、たこ焼きをやっつけました。満腹感より買い食いをしている満足感が先に立ってます。
まだまだ胃袋は余裕があります。
再び買い食いに挑戦することにしました。
何を買おうとしたかといいますと・・・
(大した話じゃないけど次回に続く)
先週に引き続き散歩に出掛けました。
今回は前回のコースと被るのですが、「高田の裏道を歩く」をテーマにしました。
昨日よりスギ花粉の飛散が本格化した為、マスク着用で出掛けました。
ワタシはスギ花粉症歴30年以上のキャリアを誇るベテランなのですが、そんなものは誇りたくもないのです。
本日は中々に春の陽気といった感じのお天気でしたが、スギ花粉症のキャリアがこんな日に外を練り歩くのは、風の谷のナウシカが腐海をマスク未着用で飛ぶようなもんです。つまりは自殺行為、そういうことです。
じゃあ、何故そんなにしてまで外に出たか。
散歩したかったからです。
その心境を例えてみますと・・・
世界大戦中のヨーロッパ。アンナとヨハンは国境付近にいた。
アンナは国境を越えて海を見たかったが、そんなことをすれば射殺は必至。それでも海が見たいアンナはヨハンの制止を振り切り国境を渡ろうとする・・・
ヨハン 「行っちゃダメだ!死んじゃうぞ!アンナ!」
アンナ 「海を見る権利を奪うなんて、誰にも出来やしないわ!人の心に国境はないのよ(と有刺鉄線をくぐり、国境を越えて遥か先に見える海に向かって走っていく)!」
ダダダダダッ(機関銃の音)
ヨハン 「アンナーー!!」
アンナ、スローモーションで涙をきらめかせながら 「海・・・海が見たかっただけなのに・・・・」
(BGM:甲斐バンド『安奈』)
うぅ・・・可哀そうなアンナ・・・・、って自分で作った例え話で泣きなさんなって。
要は、散歩に出かけたワタシの心情をアンナになぞらえてみました。ただ涙はスギの花粉で目がシバシバしてのこと、鼻からは血では無く、鼻水を垂らしておりました。そんな感じでスローモーションで外に出たところをイメージ下さい。バカ中年ここにあり、です。
実は今回の散歩、ワタシが幼少時代を過ごしたホームグラウンド。当時住んでいたアパートもかろうじて現存しています。
その周辺は再開発もされることなく、昔ながらの趣を残すところが多く以前よりチャリで流したりしているお気に入りのエリアです。
歩いてみれば、車が1台通れるか通れないか、いや絶対通れない未舗装の小道の両側には、今も確かに暮らしている家屋が建ち並んでます。
その合間には空き地が点在し、一昔前の中心地のそばにもかかわらず家を建てるには車が入らず、畑をする訳でもなく、といった具合にそのままになってます。
「M氏、ここに いさらの社屋を建てたら隠れ家みたいで面白いのに。」とか勝手な想像をして楽しんでました。
この辺は酒造会社もあり、和の格調高い豪邸もあります。洋館、と表現するにふさわしい建物もあります。
もぬけの殻になった某金融機関の寮もあります。なんともエナジーの注入されるエリアです。これは「エリア横溝」と名づけていいのではないでしょうか。多分ダメでしょう。
ワタシが住んでいたアパートも見ました。
誰も住んでいませんでした。外から中を覗くと「平成13年度ごみ分別表」が貼ってありました。住人が立ち退いてからかなり経ってます。今見ると随分狭い所に住んでいたものです。
コンクリートの今でいうメゾネット型のアパートなのですが、屋上の隅っこからジャーっと水が流れ続けてます。
雨どいを伝わらずコンクリートの割れ目から流れているようです。しかも今日は晴れてます。確かに今は住めないでしょう。
その後、途中で梅の花が咲いているのを発見。
もう春ね~って、なんかブログみたいですね。ていうか、これブログでした。
今回の散歩は自分のルーツを辿った為か、いつになくリフレッシュしました。その効能には驚きました。でも鼻水は止まりませんでした。うぅ、可哀そうなアンナ・・・。
来ちゃった、来ちゃいましたよ、空前のブームが。
前回と同じ出だしになりましたが、今度のマイ・ブームは「散歩」。
このご時世、何かと不自由ですが、置かれた状況で楽しみを見つけるしかないでしょう!
散歩はいいっスよ!金もかからないし、健康にもいいし気持ちが良いです。
昔から散歩とか、チャリでそこいらを流すのは好きでした。
普段、移動には車ばかり使用するので、スピードの遅い徒歩・チャリだからこそ見えてくる景色が新鮮で、また車では通らない小路を行くと、いつも通る道からわずかに外れただけで全く見たことのない景色になるのがとても面白く、自宅から手軽に出来る小旅行のようでお手軽なところが堪りません。
お寺や神社が好きになったのも散歩・サイクリングが契機です。
どんなに街中であっても、絶対にそこだけは昔のたたずまいで変わりがないことに気づき、「これって『結界』だよなぁ、凄いよなぁ」と妙に感じ入って以来です。
そんな散歩、先日ブラック社長の主催された日曜午後のカフェ・ライブに行った際、時間調整のために付近を軽く練り歩いたことをきっかけにブーム再燃。
先週末は、「高田の古い街並みを歩く」というコンセプトで、高田小町という町屋を再現した建物を見たり、青田川沿いの趣が残る風景を楽しみつつもゴージャスなお宅が立ち並ぶ一帯では 「ワタシが住むならこんな家」 みたいに半分豪邸に住んだ気になったりしました。いや豪邸には住んでますよ、集合住宅の。
再開発によって新しくなった橋を青田川べりに降りて、橋を下からくぐるという車に乗ってたら出来ない芸当も徒歩ならでは。
このような古い洋館や、昭和を感じさせる民家は全て「横溝型住宅」と勝手に命名して「あっこんなとこにも横溝あったよ!」てな具合に楽しんでました。
今週末も晴れたら、散歩に出かけたいと思ってます。
直江津屋台会館で開催されている『天地人博』へ行ってきました。
ワタシは日本史が苦手で、人名やら地名やら「なんとかの乱」の「なんとか」の部分とかまったく覚えられません。
放映中のドラマも取りあえず毎週見てはいるのですが、役名よりも役者の名前で筋を覚えているので全く歴史に詳しくなれません。
加えて「あの場面であの演出はヘン」とか「予算の関係じゃないか」とか余計な事ばかり邪推するので、頭に残っているのはそんなことばかり。
いま日本史は苦手と書きましたが、世界史も苦手です。倫社や地理はもっと苦手でした。
つまり文字通り「社会性はゼロ」ということでしょうか。
今回のNHK大河ドラマは地元にゆかりのある人物が沢山出てきますし、とりあえず少しは教養が深まるのではと淡い期待を抱いて行きましたよ。割引券使って。割引券あったから行ったんだろ、と言われれば、甚だ不服ではありますが、はいそうです、とお答えするしか今は術がございません。
入場してみれば、予想していた『天地人』に纏わる資料館的なコンセプト、だけではなく、それもあるけどドラマ『天地人』の舞台裏、時代劇を作る際の諸々をセット組んだり実物を展示したりで興味深くはありました。
実際、今観てるドラマの登場人物たちがどうなっていくのか知って「おぉ玉山鉄二と北村一輝が戦うのか」とか(それでもまだ役名で理解している)、「うぎゃあ御館の乱ってエグいな!愛とか義とかどこ行ったんだろ」とか楽しくお勉強しました。
劇中の衣裳のコーナーではボランティアの方に話しかけられ、何でもこの方、謙信公祭を含む県内の戦国時代の衣装を着て行う大名行列に毎年参加しているそうで、本日は長岡から馳せ参じられたとのこと。
「(大名行列参加が)いいですよー。どうですか参加されますか。」やはりスターのオーラを身に纏っていると、隠しても隠しきれないのでしょうか。・・・まあ出てやってもいいかな。
ワタシ「直近では何時でしょう。」
ボランティアの方「出雲崎ですかね。」
ワタシ「(どうしてもというなら出てやっても良いぞ)それ、面白そうですね。」
ボランティアの方 「あ、そちらは20名位の一般参加枠で、みんなにセリフがありますから初心者の方はちょっと。」
・・・・・・今、スターに向かってなんと仰られたのでしょうか?仮にもスターに。
一応「あ、あぁそうですかーそれじゃ無理かなーあはは。」と気の弱い一般人の振りをして、その場を切り抜けました。
すべて見終えて、土産物コーナーにある椅子で、まったりしているとあるものを発見。
天地人の名札シール。
・ ・・欲しい。
ゲーセンにあるようなその機械に近寄ると、タッチパネルで名札シールをデザインして印刷するらしい。
やるぜ。やってやるぜ。300円なり。
100円ずつ硬貨を投入する度、「どどぉん」と和太鼓の効果音が響き渡ります。
この機械、トイレの出入り口付近に置いてあって、通るお客さんがみんな見ていきます。
・・・恥ずかしい・・・今ワタシはいい歳をしてシールを作っています。日曜は取材前に仮面ライダーを観ています。
そんな感じで全てデザインし終わって、決定のボタンを押したら
ブォォォォォ~ (ホラ貝の効果音)
・・・だから恥ずかしいんですって。
出てきたシールはこれです!
なんやかやで、満喫した『天地人博』でした。