直江津屋台会館で開催されている『天地人博』へ行ってきました。
ワタシは日本史が苦手で、人名やら地名やら「なんとかの乱」の「なんとか」の部分とかまったく覚えられません。
放映中のドラマも取りあえず毎週見てはいるのですが、役名よりも役者の名前で筋を覚えているので全く歴史に詳しくなれません。
加えて「あの場面であの演出はヘン」とか「予算の関係じゃないか」とか余計な事ばかり邪推するので、頭に残っているのはそんなことばかり。
いま日本史は苦手と書きましたが、世界史も苦手です。倫社や地理はもっと苦手でした。
つまり文字通り「社会性はゼロ」ということでしょうか。
今回のNHK大河ドラマは地元にゆかりのある人物が沢山出てきますし、とりあえず少しは教養が深まるのではと淡い期待を抱いて行きましたよ。割引券使って。割引券あったから行ったんだろ、と言われれば、甚だ不服ではありますが、はいそうです、とお答えするしか今は術がございません。
入場してみれば、予想していた『天地人』に纏わる資料館的なコンセプト、だけではなく、それもあるけどドラマ『天地人』の舞台裏、時代劇を作る際の諸々をセット組んだり実物を展示したりで興味深くはありました。
実際、今観てるドラマの登場人物たちがどうなっていくのか知って「おぉ玉山鉄二と北村一輝が戦うのか」とか(それでもまだ役名で理解している)、「うぎゃあ御館の乱ってエグいな!愛とか義とかどこ行ったんだろ」とか楽しくお勉強しました。
劇中の衣裳のコーナーではボランティアの方に話しかけられ、何でもこの方、謙信公祭を含む県内の戦国時代の衣装を着て行う大名行列に毎年参加しているそうで、本日は長岡から馳せ参じられたとのこと。
「(大名行列参加が)いいですよー。どうですか参加されますか。」やはりスターのオーラを身に纏っていると、隠しても隠しきれないのでしょうか。・・・まあ出てやってもいいかな。
ワタシ「直近では何時でしょう。」
ボランティアの方「出雲崎ですかね。」
ワタシ「(どうしてもというなら出てやっても良いぞ)それ、面白そうですね。」
ボランティアの方 「あ、そちらは20名位の一般参加枠で、みんなにセリフがありますから初心者の方はちょっと。」
・・・・・・今、スターに向かってなんと仰られたのでしょうか?仮にもスターに。
一応「あ、あぁそうですかーそれじゃ無理かなーあはは。」と気の弱い一般人の振りをして、その場を切り抜けました。
すべて見終えて、土産物コーナーにある椅子で、まったりしているとあるものを発見。
天地人の名札シール。
・ ・・欲しい。
ゲーセンにあるようなその機械に近寄ると、タッチパネルで名札シールをデザインして印刷するらしい。
やるぜ。やってやるぜ。300円なり。
100円ずつ硬貨を投入する度、「どどぉん」と和太鼓の効果音が響き渡ります。
この機械、トイレの出入り口付近に置いてあって、通るお客さんがみんな見ていきます。
・・・恥ずかしい・・・今ワタシはいい歳をしてシールを作っています。日曜は取材前に仮面ライダーを観ています。
そんな感じで全てデザインし終わって、決定のボタンを押したら
ブォォォォォ~ (ホラ貝の効果音)
・・・だから恥ずかしいんですって。
出てきたシールはこれです!
なんやかやで、満喫した『天地人博』でした。
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