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2025/03/16 23:03 |
日曜の屏風のぞき
日曜午前中にM氏への取材を済ませ、一度は帰宅したものの、久方ぶりの雲ひとつ無い秋晴れに「こんなときに家にいるのは勿体無い!」ということで外出することにしました。
「いさらレポートも書いてないのにどうするんだ!?」という内なる声も聞きましたが、雪国上越の人間には、晴れがとても貴重です(かどうかは知らないけれどワタシはそうです)。レポートは帰宅してから書ける。しかしレポートを書いて更新してから外に出る頃には日が暮れ始めてる。ならばやっぱり晴れの日の外、優先。
 
行き先は高田公園。今は国体で普段以上の賑わいなのですが、それ以上の熱さにも思えるのが高田公園内にある上越市立博物館です。
全国紙の新聞にも載りましたが『御所参内・聚楽第行幸図屏風』という、非常に価値のある屏風が上越市で見つかり、この博物館で展示をしている為に全国から屏風を観に来ているとのことで、かくいうワタシも半分やじ馬根性で公園を散歩がてら行ってみることにしました。
博物館前の細い道路は、屏風目当ての人たちが駐車場を求めて列を成しています。
そうそう、この日(10月4日)は屏風一般公開の最終日だったことも一層の盛況をもたらしていたようです。
 
ワタシは散歩も兼ねていたため、離れた場所で駐車をしたために徒歩でスムーズに建物前まで行きましたが、この秋晴れの下、館外にまで人の列が出来ているのには驚きました。地元の人間なら分かるでしょうが、博物館の駐車場が満車で入れないとか、館外にまで人が列をなしているとかはまずありえません。全ては2枚の屏風がもたらしているのです。
 
そっそく列の最後尾につくと、館の職員の方が「暑い中すいません」と混雑をお詫びしながらパンフレットを配布していました。
屏風の写真や解説が載ってます。この屏風公開の為に制作したようです。
見ると非常にわかりやすく、屏風見学には格好のサブテキストに思えました。
 
091006_215037.jpg
 
博物館の入り口には「40分待ち」とありましたが、実際は15分から20分位の待ちであったように思えます。
この日は職員の方もフル稼働で屏風の解説をされているようで、ワタシが屏風を観ているときに説明をされたのが、先ほど入り口前でパンフレットを配られていた職員の方でした。
 
『御所参内・聚楽第行幸図屏風』は豊臣秀吉の治世下、8年しか存在しなかった聚楽第へと天皇が出かけられる(行幸)様子が描かれており、1枚は聚楽第から秀吉が天皇をお迎えに行く行列が、もう1枚は天皇が御所から聚楽第へと向かう様子が描かれています。
 
今回この屏風がこんなに騒がれているのは、8年しか存在しなかった為に資料が乏しいといわれる聚楽第が描かれているからで、こんなものが巡りめぐって上越市に辿りついたというのも面白いですが、屏風の公開が上越が舞台で秀吉も物語に出てくる大河ドラマ『天地人』放映中というタイミングに恵まれたことも一因でしょう。
 
職員の方の説明を聞きながら、パンフレットを時折見つつ屏風を眺めるのは、非常に理解がし易かったです。
「あぁこの頃から犬がペットだったんだ」とかトンボに紐つけて遊んでいる子供や、扇子専門店らしきものもあります。中でもパンフレットには「竹馬にまたがり」と書かれた子供たちが、ワタシたちのイメージする2本の竹に乗って歩く竹馬ではなく、1本の竹の先に馬のレプリカヘッドが付いたものにハリー・ポッターがホウキにまたがる様に乗っている絵には「これが竹馬か!?」とカルチャーショックを覚えました。確かに見ての通り竹馬でしたが・・・。

200910062134000.jpg
 
何よりの衝撃は終盤に待っていました。
屏風見学も終わり、館内もほぼ見終えた出口付近の休憩エリア。
そこは机や椅子、長椅子が置いてありました。
その長椅子の1脚を使い、作業着を来たおじさんがうつ伏せに寝転がり、手を伸ばして本を読んでいるではありませんか。しかも片足は床にダランと落として、横から見るとT字型に寝ています。まるでビート板でバタ足を練習しているかのようです。あの、博物館大盛況中なんですけど・・・。
すぐさまケータイで画像を納めようとしましたが(←悪趣味)、撮影ボタンを押す直前に、おじさんの仲間らしき人がおじさんを呼びに来たためにおじさん、バタ足練習体勢から起き上がってしまいました。
 
そんな感じで日曜の午後を楽しんだのでした。いさらレポート更新はどこいった!?
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2009/10/06 22:11 | Comments(0) | TrackBack() | おでかけ
おでかけ野沢温泉2
今回はタイトルに逆らって野沢温泉がまったく出てこないのですが。
 
野沢温泉で楽しんだ後は、馬曲温泉へと移動して入湯しました。
後ほど知ったのですが、こちらは露天風呂が売りのようで、それを知らずに寒かったので内風呂のみで切り上げ。露天の方は景観がとっても良いらしい。勿体無いことをしました。
 
そういえば馬曲温泉へ行く途中にあるお店があったのですが、そこの主人がスキャットマン・ジョンにそっくりでした。「♪ぴぃ~ぱっぱぱらっぽ」と脳内BGMが流れる中、プッチンプリンが食べたくなりました。いっそ店の名前を「スキャットマン」にすればいいのに。それか「プッチンプリン」に。
 
馬曲温泉から出た時点でまだ時間があったので、もう1箇所どこか見ることにしました。
 
途中寄った「道の駅」で知ったのですが、飯山市は映画『阿弥陀堂だより』(心苦しくも未見です)を撮影した場所だそうで、メインの撮影場所の「阿弥陀堂」という建物が近くにあるということが分かりさっそく行ってみることに。
この辺りは急勾配で、自転車ではとても上れないと思える程。ま、本日は車なんですけど。
そんな坂道をしばらく行き、ようやく阿弥陀堂到着。
 
映画が未見の為、感慨深い想いというのは正直なかったのですが、ここで撮影がされるのも納得という見晴らしの良さ。
 
nozawa9.JPG
 
阿弥陀堂は4畳半位の古い建物で、屋内には阿弥陀像が鎮座されております。この辺は他のサイトでも画像が公開されています。ワタシはどうも阿弥陀様がいらっしゃる建物を、よく分からずに撮影するのが何とも気が引けて撮れませんでした。
 
後ほど知ったのですが、この阿弥陀堂、なんとセットだそうです。
とてもそんな風には見えませんでした。

こうして帰途に着いたのですが、草木に両側を囲まれた細く曲がりくねった山道を行き、新潟県側へは光ヶ原高原から入りました。
途中「大神楽展望台」という場所でしたの画像を撮影したのですが、文字通り展望でありました。

nozawa10.JPG
 
余りに曲がりくねった道を行ったため、車に酔って具合悪くなって帰宅しましたとさ。
でも楽しかったです。近い内にもう一度野沢温泉へは行ってみたいです。
 
追記:今回行く先々で、看板に「村の―」という冠が付いた店を多く見かけました。「村のコンビニ」「村のレストラン」「村の写真館」といった具合に。
これは何か「格」のようなものを表すキーワードなのでしょうか?
それとも「街のホットステーション」というような意味でしょうか?
野沢温泉は謎がいっぱいです。

2009/09/14 21:59 | Comments(0) | TrackBack() | おでかけ
おでかけ野沢温泉
先々週、実家に来た甥っ子たちが、まだ今週末もいるものと思って予定を空けておいたら先週半ばで帰ってしまいました(泣)。
 
嗚呼、ワタシの週末をどうしてくれようか。甥っ子と姪っ子とネオ(猫)に囲まれてキャッキャ、キャッキャ言いながら過ごす予定だったのに。
というわけで、この寂しさを吹き飛ばすべく出掛けてきました。いうなればセンチメンタル・ジャーニーです。
行き先は長野県の野沢温泉。地元から車で1時間ほどで行けるのに、まだ1度も行った事が無く(1回行こうとしたが道に迷って帰ってきた)、常々行きたいと思ってました。
 
早朝から、下書き済みの いさらレポートを最終チェック&更新をし、スーパーの開店と同時に家の買出し、愛車の給油と動き回り出発。あー前日に米の精米しといてよかった。
 
以前より野沢温泉村近隣の飯山市には、どことなく水に合うものを感じていたこともあって、千曲川の向こうに緑の山々がそびえる風景がパノラマで見えた時点でテンションは急上昇。
そして壮観な田園風景に狂喜しながら無事、野沢温泉に到着。

nozawa7.JPG nozawa8.JPG
 
1時間ほどで日常から完全に離れた環境に身を置けるとは不思議な感じがします。
 
nozawa1.JPG nozawa2.JPG

nozawa5.JPG

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街の雰囲気をいちいち楽しみながら、1時間以上は練り歩いたのではないでしょうか。ジェラートを食べ、お土産を買い、そばを食い、そばプリンも食べ、ポテチも食べた、って食ってばかりじゃん!!
でも温泉まんじゅうは我慢しましたよ。あ、温泉たまごもお腹一杯であきらめました。
 
そういえば、あるお店の店頭にガチャガチャが設置されており、その中で「おとこの子」と「おんなの子」というアバウトなタイトルのガチャを見つけました。興味がありましたが、やりませんでした。

nozawa3.JPG nozawa4.JPG
 
で、野沢温泉という位ですから、温泉に入ったかと申しますと決してそうではなく。別の場所にある馬曲温泉で入ったのでした。
 
(続く)

2009/09/13 21:58 | Comments(0) | TrackBack() | おでかけ
来い来いおじさん
イベント等の集まりに出かけると、日常ではお会いできないような方を見掛けるのを楽しみの一つとしています。性分なのかもしれませんが、そういった方をお見掛けすると、しばらく観察してしまいます。
 
先日、高田公園にてドイツの生ビールが楽しめる野外イベントがありました。
ワタシもドイツまで行く予定もないので、折角だからと出かけました。
会場は雨にもかかわらず結構な人だかりで、イベント広場の中央には屋根を張った下に飲食用のテーブルが並び、そこに入りきれない人のためにパラソル付のテーブルも出ています。そんな飲食スペースを取り囲むようにドイツビールや地元の企業が露店を出してます。
周りはすでに顔を赤くしたドランカーが散見され、素面では恥ずかしいモードにスイッチ入っちゃってる方も若干いらっしゃいました。
 
肝心のドイツの生ビールは結構なお値段で(1杯300~500mlで、900円から1300円)、下級庶民のワタシは地元のビール500円で我慢することにしました。が、次回は頑張って飲んでみたいと思います。
 
で、地ビールとスル天(するめの天ぷら)を購入し、パラソル付テーブルに腰を下ろし、周りを見ながら早速1杯始めました。
ふと思えば地ビールにスル天って、全然ドイツと関係ないじゃん。
地ビール飲んでスル天食いながら、ドイツビールやザワークラフトを買うお客さんを羨ましげに眺める・・・なんか映画『フレンチ・コネクション』の高級レストランで食事をする麻薬王を、外からホットドッグ食って張り込むポパイ刑事を思い出した・・・いや、ワタシだってお金は持ってきてますよ!ただ今日は使いたくないだけです。
 
そんな感じで飲み食いしてると、隣のテーブルにご夫婦と思われる中年男女が座られました。
今となっては奥様の方は特にこれといって思い出されることはありません。それだけ旦那様のほうが強烈でした。
小雨が降るような曇天、しかも夕刻にも関わらず濃いレイバンのサングラス。リーゼントに、耳にはイヤリング(ピアスではない)が。黒Tシャツをまくり、日焼けはしていないものの筋肉質な太い腕を見せ、ジーンズを履いたそのお姿は、バイクに乗ったら様になるようなご本人なりの美意識が貫かれていました。
 
奥様(?)の方は、いつの間にか席を立たれて、その方の元には2人のお知り合いの方が挨拶に来られました。
どうもこの旦那様は仲間内でもリーダー格らしく、その時点ではアルコールも入って大きな声でがなるように喋っておられました。
もうワタシの中では、その方の興味で一杯になりました。
明らかにワタシより数歳以上は年長、その歳で周囲に睨みを利かせながら野卑に振る舞うこの方はどんな素性の人なんでしょうか。この振る舞い自体もこの方の美意識の一要素にも見られます。
なんとなく顔が田口トモロヲさんに似てます。
 
その内、離れたテーブルに後輩がいるのを見つけて、土足で椅子の上に仁王立ち。
 
「オイ、○○(後輩の名前)!!来いッ!来ぉいッ!」
 
と手を振り叫んでます。
傍にいたヨメはビビッてましたが、ワタシはこの方にとっても興味があり、目が合わない程度に観察してました。
呼ばれた後輩の方は、その方の傍で笑顔で応対してました。
 
しばらくしてワタシは会場を後にしましたが、帰宅途中の車内では「来ぉいッ。来ぉいッ。」と先ほど方のマネをして帰りました。
 
それからその方のことを我が家では「田口トモロヲさん似の来い来いおじさん」として、定番のネタとなったのでした。おしまい。

2009/08/25 22:15 | Comments(0) | TrackBack() | おでかけ
謙信公祭

22日、23日と謙信公祭がありました。

まず22日。
一昨年、昨年とGacktさんが謙信公に扮してパレードをされましたが、今年はゲストにドラマ『天地人』で上杉景勝公を演じられている北村一輝さんが来られました。

今年も混雑が予想されたので、現地での見学あっさり諦め(←根性なし)、地元のケーブルテレビで鑑賞することに。
北村さんは景勝公にこそ扮しませんでしたが、オープンカーに腰掛けて手を振る姿はまさしく「芸能人」。キリッとした眉を始めとする整った顔の各パーツ。黒で統一された服装が見事に似合っています。さすがに家の周りを歩いていてもこんな方には出会いません。

翌23日は、春日山城跡の辺りを散策することにしました。
交通規制もあり、結局林泉寺に車を停めました。

今まで有料を理由にスルーしてきた林泉寺内の拝観を今回は決行。ていうかヨメが「おごるから見てみたい」というので、それじゃあ仕方ないな、別におごってもらえるからとかそんなんじゃないけどそこまで言うんなら、と入場。

やっぱり壮観でした。

RINSENNJI.JPG

ここでヨメ、「ヤマダ ハルって誰?」と意味不明の問いかけをしてきました。

・・・・・・・おいっ!あの看板「春日山」だろっ!!
「春日山」を「山田 春」と読み間違えたことは、ちゃんとブログに書いておくよ。

その後、徒歩で春日山神社へ。丁度「武締式」という出陣前の儀式が始まろうとしました。
この武締式、一昨年の謙信公祭でも見たのですが、舞を武将たちが眺めるというパートで、いきなり現代的な「よさこい」が踊られ、見るものを違った意味でも圧倒するというサプライズが仕込まれてます。

さっと見たところ、さすがにGackt謙信の時のような盛り上がりは見られませんでしたが、84回も続いているこの祭りが来年はどんなものになるかは興味あります。

謙信公を来年は誰がやるのかな。

KENSIN.JPG KENSIN2.JPG




 


2009/08/23 21:40 | Comments(0) | TrackBack() | おでかけ

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