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2025/10/14 19:41 |
燃える三国志『レッド・クリフ』(結局前談で本題辿りつけない篇)
先週末、映画『レッド・クリフ PartⅠ』を観てきました。
 
ワタシは三国志マニアではありませんが、20代に吉川英治先生の『三国氏』は読破しました。夏休み・春休みに親戚の家に行くと、従兄所蔵の横山光輝先生のコミックスを1巻から読んでました。しかしいつも途中まで読んで帰ることになってしまい、次回来る時にはまた1巻から読み始めますので『桃源の誓い』だけは何回も読んだ記憶があります。コーエーのゲームソフトでも遊んだクチです。当時は「光栄」でしたが。やはり劉備でプレーするのが王道でしょう。個人的に(一般的に?)董卓が嫌いでしたので、徹底的に攻め込んだものです。
 
とここまで書いて、ワタシって結構三国志マニアなの!?と思っちゃいましたが。
 
そんな隠れ三国志マニアのワタクシだから「赤壁の戦い」を映画化した本作を観に行ったのではございません。
ジョン・ウー監督の最新作だからなのでした。
 
監督の出世作『英雄本色』が地元香港で大ヒットになっていると知ったのは80年代半ば、『ロードショー』誌(休刊になるそうですね)の「香港電影通信」とかいう2ページの連載ものでした。当時のワタシはこの連載を楽しみにしていて、買わなかった号は図書館でコピーしていました。
『英雄本色』は従来のジャッキー様からなる、コメディ・アクション主流の香港映画界では珍しくシリアス・タッチのハード・アクションだそうで、じわじわと人気が出て興行記録を塗り替えたとありました。
この頃の香港映画は内容はともかく、アクションはこちらの想像を遥かに超えたものばかりで、そんな作品ばかり観ている現地の観客が熱狂的に支持する『英雄本色』って一体どんな映画だろうと、色々夢想していました。
 
しばらくしてその映画は『男たちの挽歌』という邦題で、日本公開されることになりました。
ワタシの地元の映画館には来ませんでしたが、一度だけ観たCMは凄まじいアクションで、何が起こったのかも分かりませんでした。
このCMを観た翌日は学校の遠足で、映画好きの友人に 「『たちの挽歌』って香港映画、スゲエよ!」と間違った邦題をシャウト&連呼するのでした。
 
それから半年。地元のレンタルビデオ屋で1番乗りで借りた『男たちの挽歌』は、かつて見たことの無い衝撃的な作品で、ティーンのワタシに多大な影響を及ぼしたのでした。それはビデオ全盛期である80年代後半にジャンル付けされた「香港ノワール」の始まりでもありました。
 
(例によって全く本題に入れないまま続く・・・)
 
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2008/11/12 21:47 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ
念願の山口さんのライブ
先週末、念願の山口洋さんのライブを観に、長野市まで行ってきました。
夏の高岡のライブは昨年に引き続き会社行事で行けなかったのです。悔しかった!行きたかった!幽体離脱してでも観に行きたかった!でも今年の夏はあまりに暑くて幽体離脱は出来なかったのです。暑くなくても幽体離脱は出来なかったのです。
とにかく今回の長野のライブに行けなければ、今年は山口さんのライブを観る機会が無い。いや厳密にはライブはあるのですが、都合が合わないので観に行けない。となると今回のライブは絶対に観に行きたい。行けなければ今年はもう観る機会がない、いや厳密には・・・
 
はい、長野に着きました。
会場はネオンホールというライブハウス。昨年10月に同じく山口さんのライブで初めて来ました。
そのときは山口さん、風邪で体調の悪い中、相変わらずの素晴らしいステージで感激したことが昨日のよう。
前回は道に迷いまくって開演ギリギリで会場に入ったことを考え、今回は余裕を持って駐車場に車を入れました。なんと長野駅近辺でスパゲティグラタンなる夕食まで取って、という余裕っぷり(美味かった)。
前回は道に迷って夕食してる場合じゃありませんでした。人は学ぶものです。
 
奇しくも車を停めた駐車場が、先日書きました善光寺へ行った際、ようやく見つけた駐車場でした。
あれ?ネオンホールってこの近くだったの?
とか思ってる間に目の前にネオンホールがありました。前回昼間に通った時は全く気付きませんでした。善光寺の近くにあるんですね。
前回はあれだけ迷って辿り着いたネオンホールに、ストレートに到着。うーん話がうま過ぎる。
 
そして開演。
ライブは相変わらず申し分ない内容でした。本人も言われていた通りメンタル的にかなりよい状態でいらしたようで、いつもに増してトークは面白く、演奏はパワフル。けれどいつも通りに根底に流れる人への愛情は変わらず、といった感じで笑いあり涙あり高揚感に感動もあり、という最高のステージ。
日頃から「HEAT WAVEは、山口洋さんはいい!」と繰り返すワタシの言に興味を持った友人を連れて行ったのですが、「良かった。また来たい。」と言ってました。
 
そして今回またしても偶然といいますかシンクロといいますか、不思議現象勃発。
出発前の話なのですが、家で『ノー・ディレクション・ホーム』というボブ・ディランのドキュメンタリー映画を少しだけ観て出発したのですが、ライブ中、山口さんが「ボブ・ディランの言葉を借りるなら・・・」と話を始めてびっくり。
 
これだけなら単なる偶然です。
 
これまた出発前、家族に誰のライブに行くの?と訊かれて山口さんについて簡単に説明をした際「筑紫哲也さんのニュース23で演奏したこともある」と話しました。
ライブの休憩時にケータイでニュースを見ると筑紫哲也さんが亡くなられたとのこと。お亡くなりになられたこと自体ショックでしたが、この符号にも驚きました。
 
こうしてこの偶然(シンクロ)に驚き覚めやらぬ内に休憩が終わり、ライブは再開となったのですが、再びステージに戻った山口さんは
 
「みんなはライブ中だから知らないと思うけれど、筑紫哲也さんが亡くなったとのことで・・・」
 
と筑紫哲也さんの訃報を知らせ、筑紫さんの思い出やニュース23出演時の裏話(実に興味深く面白かったです)を話された後
 
「彼の為に1曲歌ってもよかですか?」。
 
勿論ですとも!の拍手に迎えられ(勿論ワタシも拍手!)、奏でられたその曲は『出発の歌』。ワタシが最も好きな曲。このシチュエーションでこのイントロを聴いた時点で、ワタシの涙腺は非常に心もとない状態に。
 
『生まれた場所を 遠く離れ』と歌いだされた山口さんの声を聞いて、目は涙で滲む一方でした。
 
こうして偶然が重なったライブは終わり、元気を貰ったワタシたちは帰途に付いたのでした。
前回は帰り道も大間違いに迷い、真っ暗な山道を抜け、真夜中の戸隠神社を通過するというトリッキー過ぎるコースを辿りほうほうの体で逃げ帰ったのですが、今回は概ね順調にしかも深夜というものありますが長野・新潟の県境から、自宅付近までの30km近くを全く信号で止まることなく帰宅するという、これはツイているでしょう状態。
こうして無事にライブを楽しめたのでした。
うーん話がうま過ぎる。
 
昨年、長野で山口さんのライブを観た翌日、M氏からキリコメットの型抜きに失敗、ワンフェス出展がダメになりそうだとメールを貰いました。
 
今回はこの2日後にM氏の窮状を知るのでした・・・。
ここは符合しなくていいのに・・・。
しかし昨年M氏はここから奇跡を起こし、見事な結果をものにしました。
今回だってきっとそうだと確信しています。

2008/11/11 21:35 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽
達観
夕方近くまで何を書こうかと思い悩んでました。
書きたいことはあるのです。
けれどこのところのテンションと、そして昨日知ったM氏の状況(詳細は今回のいさらレポートをご覧下さい)を考えると、楽しい話を書く気が起きませんでした。
 
ワタシのことはワタシ自身が状況に肚を据えて臨めば済むことです。
ところがM氏の場合は、そんな精神論的な話でどうにかなるものではないのです。
そんな状況の中、能天気に明るい話を書くのも気が引けてました。
 
が!
本日夕方、なんと申しましょうか「M氏は、きっと大丈夫!」という全く根拠の無い確信を得ました。これぞ天からの啓示!
あのゴッド・ハンドを持つM氏が、神懸りなエピソードに事欠かないM氏がここで終わる筈が無い!!
 
ならばワタシもいつも通りにブログも書こうじゃないの。
 
先週末は「やるべきことをやった上で、やりたいことをやる」という目標を掲げて、予定していたやりたかったことは全てやりました。不思議な偶然・符合もまたまたありました。
次回以降、書いていきます。
 

2008/11/10 21:26 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
ツイてる、ツイてない?(善光寺篇その2)
山門を内覧しようと長野までやって来たものの大渋滞に巻き込まれ、ようやく車を止めて昼食を取ろうと思えばどこも満員。やっと昼食を済ませ、山門に向かえば「内覧は終了しました」の札が。

あまりにも思い通りにことが運ばないことに、苛立ちを隠せませんでしたが諦める他ありません。
折角だから、本堂をお参りして帰ろう。
 
色々あったけど、また来れてよかったよかった。自分に言い聞かせながらお参りをして、さて帰ろうと本堂を出ようとすると何やら目の前の人たちが物々しい。
 
「2列に並んで、前の人は膝をついてください!後ろの人はなるべく頭出してくださーい!」
 
お寺の関係者らしき方が案内しています。
本堂から山門に向けて、早くも短い人の列が出来始めてます。
 
家族が「あ!?これ、お数珠頂戴だ!早く並んで!」と慌てだし、何がなんだか分からぬままワタシは列について頭を出しました。
しばらくすると、女性のお坊さん、って尼さん?(後で調べたら「お上人さま」とお呼びするのだそうです)が本堂から出てこられて、経を唱えながら持たれている数珠で、列を成す一人ひとりの頭を撫でていきます。
どうやら、かなりご利益のあるイベントに出くわしたようです。
我々家族のそばに若夫婦とその御両親、赤ちゃんがおり、聞いたところによると赤ちゃんは生後2ヶ月だそうで、「生まれて初めて善光寺に来てお数珠頂戴に会うなんて。なんて運のいい子だろう。」とご家族も感激されていました。
結局このお数珠頂戴を受ける人の数は増え続け、本堂から続く遠く離れたところまで参道沿いに人の列が続きました。
ワタシ達家族は、最初の段階で早々と受けることが出来たのです。
 
帰宅後ネットで調べて知ったのですが、このイベント(?)は「お数珠頂戴」といって、善光寺の御住職(男性のお貫主さま、女性のお上人さま)が、参道にひざまずく信徒に経を唱えながら数珠で一人ひとりの頭を撫でて功徳を施すというありがたいものでした。
普段行なう時間は、早朝だそうです。このような昼の時間に行なわれるお数珠頂戴は、タイミングが良くないと中々受けることが出来ません。
 
ワタシがこのお数珠頂戴を受けたのは家族によると幼少の頃に1回あるそうですが、記憶にありません。
なので今回が実質「お数珠頂戴デビュー」の日だったのです!嗚呼、メモリアルぅ。
とにかくお数珠頂戴に関していえば、ベストのタイミングでした。
 
「最初は色々つまづいたけど、終わりよければ全て良しだな。」
 
と家族も満足した様子だったので、良しとすることにしました。
そこでハタと気がつきました。
 
「結局山門内覧は出来なかったけど、渋滞や昼飯で時間を取られたからこそ、お数珠頂戴を受けることが出来た。今回はこの為に仕組まれていたと考えると面白いのでは?」
 
さて、今回はツイていたのでしょうか?それともツイていないのでしょうか?!

2008/11/09 07:15 | Comments(0) | TrackBack() | おでかけ
ツイてる、ツイてない?(善光寺篇その1)
ちょっと前「収まるところに収まっていく」話を書いてて思い出したのですが、先月(10月)の休日に家族で長野の善光寺まで行きました。
善光寺の山門が期間限定で公開され内覧できたので、家族にも見せるため連れて行ったのでした。
 
ところがその日は3連休のど真ん中。善光寺周辺の駐車場はどこも満車で、空車待ちの列が続いています。それがまた渋滞を引き起こし、進むも戻るもままならぬ状態です。よくよく外を見てみれば、本堂から延びる参道(を延長するかのように続いている道路)を歩行者天国にして、そこらじゅうでイベントや露店を出して大賑わいです。どうも本日の善光寺、お祭りか大きな催し物をやってるようです。そこで気がつきましたが、車のナンバーを見ると全国中から車が来ているようです。
しかし我々の最大の目的は山門内覧。これが見れなきゃ来た意味が無い。イベントよりもそっちが大事。
とにかくまずは空きのある駐車場を探さなければ。
 
・・・と必至に探すも、一向に空いている駐車場は見つからない。
「もういいよ。このまま帰ろう。」という家族の言葉もあったのですが、折角ここまで来て車から降りもせずに家に帰るなんぞ出来ません。このまま帰ってなるものかです。
昼食も食べずにぐるぐる回って、ようやく善光寺から少し離れたところに、1台分だけ空いている駐車場を発見。
迷わず駐車。即、降車。そして歩き出したらすぐ傾斜。
ゆるい坂道を登りながら、遅い昼食を取ろうと蕎麦屋を探すもどこも満員。
何軒目かの蕎麦屋でようやく席に座ったら、「今お湯入れ替えたばかりで30分は掛かるのですが・・・。」と言われ、諦めて店を出る。もう時間は午後2時半になろうかとしてます。30分も待ったら、おやつになっちゃいます。
その後、別の店で やっとこさ蕎麦にありつくことになりましたが、店の外に出た頃には午後3時半近くでした。結局おやつでした。
 
途中、土産を買いながら山門に向かってみると、「本日の内覧は終了しました」の札が。
 
・・・・・。
何しに来たの、我ら!?
これはツイてないでしょう!? ( つづく )

2008/11/08 11:10 | Comments(0) | TrackBack() | おでかけ

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