[PR] 忍者ブログ記事別アクセス推移 あさぶろ 忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2025/03/19 02:19 |
鳥はきっと性格悪い(その3)
カラスというのは性格が悪い、というのは前2回で書いたエピソードで思い知りました。
その後はカラスがいれば目を合わさずに通り、ジョギング中に道にカラスが我が物顔で群れていればコースを変えるという、ほとんど上級生のカツアゲを恐れる中学生のような状態で過ごして参りました。
 
現在の仕事場は山の中にあり、カラスはあまり見かけません。
たまに見かけても市街地のと比べて、のんびりした風に見受けられます。カラスまで田舎マインドに染まっているようです。
 
その代わりといっては何ですが、サギがかなりの幅を利かせています。
 
サギはクロサギ、シロサギの両方がおり、以前は仕事場の窓から見える山にいました。
地元の社員に言わせると、サギが山の木々に巣を作るせいで、木が枯れてしまったといいます。確かに山の木々はその多くが針葉樹のような状態になっているのが確認できます。
その近くに行くと、サギがしたフンで辺り一帯異臭がするそうです。田畑に降り立った姿は、羽を広げれば1メートル数十センチになるそうで、時折庭先に降りているのを見ると怖くて外に出れないと言っていました。
もう、こうなるとテレビや雑誌でいわれてる「田舎に泊まろう」とか「スローライフ」とかそんなのが如何に美化されたイメージか分かります。下手をすると赤子が巨鳥に連れ去られるという『恐竜100万年』みたいな世界が実際に繰り広げられているわけです。あ、夏に玄関先でミヤマクワガタも見つけました。
 
そんなサギたちですが向こうの山を枯らし、ここ1年は仕事場のそばの山へとその巣を移してきました。
お陰で山側に停める車の一部(ワタシ含む)は木の枝の下に位置することもあってか、毎日フンの被害に遭います。「一部」と書いたのは山側に停めてもフンの被害にあまり遭わないエリアはあるのですが、出社した順に車を停めていくと、どうしてもワタシの車はフンの被害に遭うエリアの駐車になってしまいます。
 
とはいえ、今年に入って色々事情が変わって、山側の駐車スペースに停めなくても良くなりました。
ようやくサギのフンから解き放たれるぅ。
というわけで車を道路側のエリアに停めるようになりました。
そこは頭上に木の枝や電線が通っているわけでは無く、大空が広がっています。電線に止まったカラスがフンを落とすことはよくあるので、そういったことから考えても今度こそは大丈夫と思っていました。
 
ところが。
仕事帰り、車に近寄ってみれば、飛沫のような薄く白い跡がいくつも付いているではありませんか。
そしてフロンガラスに白い影を落とすかのような鳥のフン・・・風流ですね「白い影」だなんて、って自画自賛してる場合じゃない。
ワタシとその他2台がそのエリアに駐車していましたが、全車やられてます。昨日汚れを拭き取ったばかりなのに・・・。きっと自分の巣の付近で出入りする我々を敵視して、飛行中の脱糞攻撃を行ったのでしょう。
 
恐るべし、サギの行儀の悪さ。
恐るべし、サギの性格の悪さ。
 
・・・あれ?どこかで似たようなことが。
というルートを辿り、前回までのカラスのエピソードを思い出したのでした。
 
それにしてもサギは怖い。
遠目に見ているとシロサギが田に舞い降りる様は、優雅で美しさすら当初は感じていました。
ところが今となってはそんな光景を見たらゾッとするようになりました。
 
「クエーッ!クエーッ!」という鳴き声も不気味で怖いのですが、高い木の上に何羽ものサギが止まっては飛び立ち、地上からでもその大きさが分かる羽を広げて旋回しているのを見ると「始祖鳥か!」とツッコみたくなります。
 
追い払いたい気持ちはあるのですが、仕返しをカラス以上のあの大きさでされるでは、2、3羽でワタシを捕まえて、木の上の巣へ連れて行き突き回されるのでは考えてしまいます。あぁ怖い。
こうやって考えると自然界のヒエラルキーの頂点に人間が立っているというのは・・・ウソだな。まあ、それもウソだと思うけど。
PR

2009/05/22 21:09 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<取材はお休み | HOME | 鳥はきっと性格悪い(その2)>>
忍者ブログ[PR]