仕事休みに、職場のおばちゃんが、自宅で取れたさつまいもを蒸かしたものをくれました。
そのさつまいも、皮のみならず中までも紫色。それも薄い紫でなくて、例えるなら慶弔袋を包むふくさのような真紫です。
知らなかったのですが、このさつまいもは「紫いも」というのだそうです。知ってました?ああ知ってましたか。ワタシだけですか知らなかったの。
味は、あの黄色いさつまいもと何ら変わりありません。でも食べながらさつまいものどこかに、黄色い部分を探している自分がいました。
自己分析しますに「さつまいもは黄色い」という先入観が自分の中で深く刷り込まれており、紫のさつまいもを食べている現実を受け入れるため、無意識に整合性を取ろうとしていたようです。
色の先入観で思い出しました。昔NHKの番組で『ウルトラアイ』(今の『ためしてガッテン』の前身のような番組)という実験番組(?)があり、青いパスタを客に食べさせて反応を見るという、悪意のあるドッキリというか嫌がらせのような実験をしていましたが、当時小学生のワタシはそれよりも『ウルトラアイ』というからにはウルトラセブンが出てくる番組、しかも天下のNHKで放映かよと思って観てみたら、金と人に物をいわせて色んなことを試す内容で軽く失望した記憶の方が鮮明です。
いずれにしましても、家に帰ってみたら家族が真緑の肌になっていれば、気安くただいまを言うどころか「河童!?それとも河童似のピッコロ!?」とツッコまざるを得ないでしょうし、まっ黄色だったら「え、シンプソンズ!?」とツッコむことでしょう。
というわけで、如何に人は視覚情報に寄っているかということですね。
はい、うまいこと着地しました!
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