昨日、映画の『空手バカ一代』について書いていて、ふと思い出したことがありました。
『空手バカ一代』の主人公のモデルである大山倍達氏は、いわずと知れた極真空手の開祖であります。
その昔、ワニブックスから出版されていた「ワニの豆本」という文庫より小さいサイズのシリーズがありました。
その中で大山倍達氏著の『けんかに強い わんぱく空手』という本を購入、ケンカに強くなりたい虚弱体質の私は、結局大山氏の「牛殺し」「片眉剃り」等の数々の逸話に魅せられ、例によって空手は全く身に付かない代わりに、大山氏に関する知識だけが身に付く結果となりました。
そんな私は今や『断眠』読んで入眠する大人に成り下がってしまいました、ていうか昔からなので成り下がったわけではなくそんな幼少時代から現状維持で中年期に突入してしまいました。
ところで当時、よほど肉体的な強さというものに憧れていたのだと思います。
その『わんぱく空手』と一緒に買ったワニの豆本が『タモリのケンカに強くなる本』でした。
もう両方がタイトルに「ケンカに強くなる」が入ってるわけで、当時小学4年の私がいかに「強さ」というものに狂おしいほど焦がれていたのか、その野心が伺えます。
ところがこの『タモリのケンカに強くなる本』、内容はケンカする際に言葉で戦意喪失させるか(つまりは口撃)、とか、いかに先制ギャグをかまして相手の戦意を喪失させるかといったもので、実質タモリさんのギャグ本だったのです。
下ネタも多かったので当時の私には内容の全てを理解することは出来ませんでしたが、「何か面白いことが書いてある」と本能的に察知、殆ど内容を暗記してしまいました。
結局、私はケンカが一向に強くならない代わりに、友人にギャグかますことが好きなバカな小学生へと変貌を遂げてしまいました。
結局、いい年してくだらないことを書き散らかしては悦に入る今日の私を形作ったのは、タモリさんなのかもしれません(と高校時代から思ってます)。
ちなみに、従兄は『君も忍者になれる』とか『今日から君も名探偵』とかいうのを持っていたと思いますが、齢40を越えて、未だに忍者にも名探偵にもなれてません。
『空手バカ一代』の主人公のモデルである大山倍達氏は、いわずと知れた極真空手の開祖であります。
その昔、ワニブックスから出版されていた「ワニの豆本」という文庫より小さいサイズのシリーズがありました。
その中で大山倍達氏著の『けんかに強い わんぱく空手』という本を購入、ケンカに強くなりたい虚弱体質の私は、結局大山氏の「牛殺し」「片眉剃り」等の数々の逸話に魅せられ、例によって空手は全く身に付かない代わりに、大山氏に関する知識だけが身に付く結果となりました。
そんな私は今や『断眠』読んで入眠する大人に成り下がってしまいました、ていうか昔からなので成り下がったわけではなくそんな幼少時代から現状維持で中年期に突入してしまいました。
ところで当時、よほど肉体的な強さというものに憧れていたのだと思います。
その『わんぱく空手』と一緒に買ったワニの豆本が『タモリのケンカに強くなる本』でした。
もう両方がタイトルに「ケンカに強くなる」が入ってるわけで、当時小学4年の私がいかに「強さ」というものに狂おしいほど焦がれていたのか、その野心が伺えます。
ところがこの『タモリのケンカに強くなる本』、内容はケンカする際に言葉で戦意喪失させるか(つまりは口撃)、とか、いかに先制ギャグをかまして相手の戦意を喪失させるかといったもので、実質タモリさんのギャグ本だったのです。
下ネタも多かったので当時の私には内容の全てを理解することは出来ませんでしたが、「何か面白いことが書いてある」と本能的に察知、殆ど内容を暗記してしまいました。
結局、私はケンカが一向に強くならない代わりに、友人にギャグかますことが好きなバカな小学生へと変貌を遂げてしまいました。
結局、いい年してくだらないことを書き散らかしては悦に入る今日の私を形作ったのは、タモリさんなのかもしれません(と高校時代から思ってます)。
ちなみに、従兄は『君も忍者になれる』とか『今日から君も名探偵』とかいうのを持っていたと思いますが、齢40を越えて、未だに忍者にも名探偵にもなれてません。
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