小学生の時、寝ていた妹が突然起き上がり、
「♪ド~はドーナツのド~、レ~はレモンのレ~」
と唄いだし、最後の「レ~」と同時に力尽きてパタンと体を倒してまた寝始めたことがありました。
後で妹に訊いてみると全く覚えがないとのことで、これが寝言で一番壮絶なケースかなと思っております。
また、小学5年の時に学校で山の合宿所のような所に泊まりに行ったことがありました。
親・親戚のいない初めての外泊でした。心細く緊張していたことを覚えています。
生徒は班毎に分けられ、部屋を割り振られました。
その部屋は細長い間取りで、部屋を入ると両側に3段ベッドが3列ならんで、1部屋18のベッドが並んでいました。
ワタシは2段目のベッドで寝ることになったですが、中々寝付けずに友人と話をしていました。
すると突然、斜め下のベッドに寝ている生徒が
「もうヤダ、つぶ~!(「つぶ」は未だ意味不明)」
とシャウトし、頭をブンブン振って壁と柵にぶつけ出したのです。
そしてそのまま静寂へ。
友人とワタシはヒィヒィのたうち回って、死ぬかと思うほど笑いました。
これも寝言に纏わるワタシ史上欠かせないエピソードです。
思うに、寝言の内容は見ている夢と関係が無いことが往々にしてあると思うのです。
で、先日ワタシが寝言を言った際、ヨメはいつもの「ムニャムニャ」ではなく、遂にヒアリングに成功したそうで、その内容というのが、
「物知りたち」
・・・意味不明。我ながら。
ヨメは、小学5年の時のワタシと同じく、ヒィヒィいって笑ったそうです。ワタシが起きて「どういう意味?(笑)」と訊かれましたが、ワタシだって知らないよ!世の中なんでも割り切れることばかりだと思うなよ!!・・・しかしなぜ「物知りたち」?
で、考えたのがワタシが小中学生のころ『ものしり館』という5分位のゆるいアニメ番組が平日の夕方に放映されていました。
ワタシと友人たちは舘ひろしさんのことを「やかたひろし」と呼ぶことがあったので「ものしりたち」とふざけてその番組を呼んでいました。
思い当たるのはこのことくらいです。
しかし、『ものしり館』のことなど頭の隅にもなかったと思うのですが。人間って不思議ですね。と書いたところで、そういえば番組のオープニングのマネ(テーマソングに沿ってアニメの動物たちが人差し指を立てて片足でリズムを取っている)をよくウチでやってるな・・・やっぱりこれか・・・。
また何か自分が寝言いったら書きます。
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