あさぶろ

少し前のこと、職場の飲み会に出席してきたのですが、会場へは一年ぶりに電車で移動しました。 

駅のホームには高校生か予備校生とおぼしき男の子数人と女の子2人。
互いのグループを意識しあいながら、お互いを気にしてない振りではしゃぎ合う姿に、もう戻れない道のりを感じました。・・・いや、まだ間に合うのか！？
ちょっとオレも仲間に入れてみないかそこの少年少女達。
でも、見掛けはどう見ても担任教師が関の山だけど。
確かに学校は一応卒業したが人生は留年中だよ。どうだい仲間に入れてみなよ、みちゃいなよ。
オレだって、君らのような甘酸っぱいラブ・アフェアをもう一度体験してみたいんだよ。「ラブ・アフェア」っていってる時点で終わってんのは薄々気付いているんだよ。
もう、そんなに言うんなら（誰も言ってない）もう一度高校入り直すよ、それならいいんでしょ！

・・・などと妄想しているうちに、目的の駅に着きました。
何してんだ、オレ。

で「ちゃんちゃん」といくかと思いきや、飲み会が終わって帰りの電車に乗るとそこにはさっきの若者たちが！
ダメじゃないか夜遊びしちゃあ、保護者同伴じゃなきゃ。
少年少女たち、オレを保護者にしてみないか。
いや君らの同級生になる計画はさっき諦めたよ。
なんなら、駅前の居酒屋でその辺について相談しても良いのだよ。
でも君らはソフトドリンクでお願いしますよ、ソフトドリンクで！

・・・などと妄想しているうちに、目的の駅に着きました。
ホントに何してんだ、オレ？
自分で自分がいよいよ信じられなくなってきた・・・。