当時高校生のワタシに、ハードボイルド・冒険小説を読む面白さを教えてくれたのは日本冒険小説協会会長の内藤陳さん著『読まずに死ねるか!』シリーズでした。
本著には内藤さんが「本屋に行くと本の方から『読め、読め。』と訴えてくるヤツに出遭う事がある。そういう本は読んでみると実際、面白本なのだ」というようなことが書かれていました。
本著には内藤さんが「本屋に行くと本の方から『読め、読め。』と訴えてくるヤツに出遭う事がある。そういう本は読んでみると実際、面白本なのだ」というようなことが書かれていました。
ある書評家の方も同じようなことを雑誌で書かれていたのを記憶してます。
「そんなものかなぁ」と当時は感じましたが、時を経てくると何となくその感覚が分かるようになって来たのです。
先週の某日。
仕事帰りに古本屋に立ち寄ったのですが、店内に入ってしばらく「これは出物がある!」という感覚が湧き上がってきました。
長年、古本屋で本だのCDだのDVDだのと物色し続けていると、内藤さんが書かれていたみたいな、ある種のシックス・センスのようなものが備わってきます。
自分の買いたいものが店内にあると、訳も無くワクワクするような軽い興奮状態になるのです。こんなときは7~8割くらいの可能性で欲しいものが見つかります。
その日もそんな軽い興奮状態にモードが入ったのです。
「どこにいるんですか!?早く出て来なさい!」
と、生徒を探す先生のように店内をうろついて10分、やはり購入したい本が見つかりました。
結局、『刑務所の王』『ねじまき鳥クロニコル2・3部』とコミック『BECK』第30巻、『仮面ライダーをつくった男たち』を購入。
まぁた無駄遣い。読んでない本が何冊もあるってのに。
うるさい、古本は一期一会です。スルーしたらもう逢えないかもしんないでしょ!と、ゴラム状態で自分に言い訳するのでした。あぁ愛しいしと(←この場合は見っけた本)。
『ねじまき― 』の1部は、また後日見つければいいや。どうせまだ読んでない本一杯あるし。
こんな感じで、部屋に未読の本が溜まっていくのでした。
このシックス・センス、何か建設的なことに使えないかしら?古本探し以外で。
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