あさぶろ

先週より仕事で東京出張の話が持ち上がって、昨日正式に出張が決まりました。
で、色々と準備やら支度の算段やらを始めていたのですが、本日になって出張不要の展開になってきました。
今回は時間を作って、美味いラーメン屋にでも行きたいなぁと思っていたのですが。

そういえば、2年ほど前、恵比寿で行われたHEAT　WAVEのライブを観に上京した帰り、上野駅近くのとあるラーメン屋に入りました。
そこで、漫画のようなカップルに遭遇しました。

店に入ると空いてるカウンターは2席。
ほとんど食べ終わっているカップルの隣と、食べ始めて間もない、おじさんの隣。
当然、早く横が空いて楽に座れるだろうとカップルの隣の席を選びました。

そしてラーメンを注文、出来上がり、食べ始め・・・。
その間中、嫌でも隣のカップルの会話が聞こえてきます。どうもこの2人、友人同士から恋人同士に発展、しかも付き合い始めたばかりのようです。

アバ子（仮名）「やっぱりみんなに、私たちのことバレてるかなー、バレたらやだよー、恥ずかしいよー」

ドバ男（仮名）「みんなってことは無いだろうけど。多分タクオは気付いてないよ。けどマッキーは気付いているかもね。あいつカンが良いから。」

アバ子「えー、やだよー恥ずかしいよー。」

聞いてるこっちが恥ずかしいわ。
こんな会話が10分以上。内容はずっと自分たちが付き合っているのがバレてるかどうか。そんなことどうでもいいです。
おじさんのお客はもう食べ終えて帰りました。

アバ子「えーじゃあリョーコはどうかな？この間ドバ男と話してるとき何か感づいてた顔してたよ。」

ドバ男「それはないな。でも合宿の時、みんなと買出しに出かけたじゃん？あの時・・・・だったとき・・・マッキーが・・・」

アバ子「えー、やだぁー。バレるのやだよー。恥ずかしいよー。」

ドバ男（気取ったキメ顔）「・・・いっそのことバラしちゃおうか、オレたちのこと？」

アバ子「えー恥ずかしいよー」

ワタシ「（お店の人に）お勘定お願いします」

ここで一句

食ったなら　勘定済ませて　バカップル

あ、季語は「バカップル」。一年中使える季語で便利ですね。