住んでいる街では気付きにくいのですが、地元を離れた場所を物珍しい目で眺めると面白いものが見つかるものです。前に書いた「エゴアート」なんかそうですし。
先日県外の親戚宅へ行った際、お店の前に掲げてある看板に「寿司 江戸○○」とあり、その下に「フランス菓子王国」という看板がありました。
江戸なのかフランスなのかそれともアンドロメダなのかっ!?とツッコまずにいられませんでしたが(アンドロメダとはどこにも書いてありませんでしたけど)、「世界は一つ」という素晴らしい理念を掲げたお店だったら謝らないといけません。そういえば昔「アンドロメロス」とかいう特撮ヒーローいませんでした?まあ本題とは関係ないんですが。いや「アンドロマルス」だったか。それとも二人ともいたのか。いや別に本題とは関係ないんですけど。
長野の善光寺近くには「喫茶 焼き鳥 スナック ○○(← 店名)」というお店があり、善光寺に行ったときは必ず「一つにしぼら無すぎ!」とツッコんで通過しています。「やれることは全てやる」というドゥ・ユア・ベスト的理念を掲げたお店だというのならツッコむのをやめなければいけません。
隣町の駅前には何年か前まで「ザ・焼肉」という店の前に出す蛍光灯入りの看板がありました。
「ザ・」というのが「さあ皆さんお待ちかねの」みたいな、焼肉の社会的ステータスを底上げしていこうかと言わんばかりのアッパーな姿勢で、何でも「ザ・」を付けたら面白いのでは思ったものでした。「ザ・年金問題」とか「ザ・依願退職」「ザ・消化不良」「ザ・冥土の土産」「ザ・真剣白刃取り」とか。
100円ショップ ダイソーさんは、そんな思いを店内の各コーナーに込められているのか「ザ・食器」「ザ・文具」とか看板を掲げられてますね。
このように地元を離れた時は、グッジョブ看板をついつい探している自分がいます。
PR
トラックバック
トラックバックURL: