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2025/03/20 05:23 |
超大作でショボタイトル
先週土曜に『インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国』を観に行ってきました。
映画は吹き替えしか上映してない時以外は字幕で観るのですが、今回上映時間が合わず初めて吹き替え版で観る事になりました。
 
まずびっくりしたのは吹き替えならではのオープニング。
オリジナルのロゴで『Steven Spielberg』と出た下には日本語のゴシック体で「監督」、『George Lucas』の下には同じく「製作」と表記が入れられてました。多分オリジナルでは「Director」とか「Producer」とか入ってる場所だと思います。
 
まあそこまではいい。
 
そうやって「これから始まるよ」という気分を盛り上げた後に、あの斜め曲線に走ったロゴでバーン!と『Indiana Jones and The Kingdom of the Crystal Skull』と入るはずが・・・!?
ロゴは消されていて、これまた何の味気も素っ気も無いゴシック体の日本語で『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』と映った時には、座席からズリ落ちそうになりました。これ海賊版!?これじゃ久方ぶりのインディ・ジョーンズ、ワタシの中で始まれないでしょ!?
ていうかワタシの気持ちを置いてけぼりに本編、始まってます。
 
ただ本編は、誰が観ても楽しめる手堅い、いつものインディ・シリーズ最新作に仕上がってました。
アクション・シーンは明らかにCG・SFXを駆使し、演出も敢えてオールド・スタイルなのでライブ・スタントのスリルは無いものの、趣向を凝らした仕掛とキャラクターを生かしたシチュエーションで飽きさせません。確かに細かいカット割りや、わざとブレたカメラの演出はインディ・シリーズらしくないですし、これで正解です。
クライマックスも人によっては「とんでも」になるのですが、個人的には全然ありです。シンディ・シリーズってクライマックスはいつもあんな感じですし。
 
細部のお遊びも楽しかったです。
いつものパラマウント社のロゴから入るオープニングは今回はそれかっ!と盛り上がり、序盤のアクション・シーンで壊れた木箱から覗くアレはもしやして?とか、インディの嫌いなアレはあんなところで出てきたり、「犬みたいな名前だな」というインディの台詞等々、シリーズやルーカス、スピルバーグの作品を観てる人にはニヤリどころ満載でした。
 
そして、ある敵のキャラクターの最期を観て「星 飛雄馬だな」と一人呟くのでした。
 
さて本作、作品的に評価はどう?というと「まずシリーズ好きな人なら楽しめます」といった感じなのですが、19年ぶりの新作としてはどうか?ということになると、そこまで観客を待たせないでも作れたんじゃ、という内容です。
とはいえ何だかんだいってもラスト、「世代交代?まだまだオレはやれるぜ。」とでも言わんばかりのインディには「おぉ!!おかえりインディ!そしてこれからも頼むよ!!」と嬉しくなりました。
 
次作はインターバルは本作ほど置かずに製作して欲しいです。
そうしないとインディ、ホントに世代交代になっちゃうよ。
 
Dr.光明寺さん、メールありがとうございました!
いやー、大いに感じ入りましたです!
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2008/07/01 21:09 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ

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