以下の文章は、映画の感想を書こうとして、結果的に暴走の末、妄想でとっちらけるという、あられもない顛末が赤裸々に綴られております。
あまりにくだらないので、そのまま載せる事にしました。
恒例の『最近観た映画』で書こうと思いましたが、お読みの皆さんにこの際だから、ちょっとご協力をお願いしてみようと思い立ち、先日観た映画『ハッスル&フロウ』について単独で書くことにします。
未見でしたが以前より気になってました『発する&不老』、いや『ハッスル&フロウ』。
観てみたらコレが早く観とけば良かった的秀作でした。
昔はラップのスキルに長けていた、ヒモ兼ヤクの売人である主人公が一念発起、ラップで現状から脱出を図る話で、この手の話はキモのラップのシーンが陳腐だと全てがぶち壊しになるのですが、そこは抜かりがないです。
例えてみれば『少林寺』に出てくる修行僧が皆 メタボリック且つ、へっぴり腰で戦ってたとしたら、それはもはや少林寺ではなく、会社の福利厚生行事での出し物と化してしまうようなものです。
「やだーセクハラ課長が蛇拳使いよ!」とか女性社員の嬌声が聞こえてくるようです・・・逆にその映画観たくなってきた・・・。
面白そうなんで、ちょっとこの企画考えてみよう。
実家の電器屋を、量販店『鷹野電機』進出により畳まざるを得なくなった主人公は老舗の『コバヤシ電機』に入社。
そこにも鷹野電機の敵対的買収の魔の手が!?
立ち上がる社員たち。
「この決着はカンフーでつけよう。」
セクハラ課長のねちっこい蛇拳。購買部名物、天然係長のもはやカンフーなのか いつも通りなのか判別不能の猿拳。隙あらば会社の備品を持ち帰ろうとするパートのオバちゃんの盗人猛々しい蟷螂拳、等々が身勝手に炸裂。
クライマックスは敵の鷹野社長の文字通りで分かりやすい鷹拳と、『コバヤシ電機』創業者・小林会長の薫陶を受けた主人公が繰り出す「小林拳」がぶつかり合う。
死闘の末、主人公が勝利。
肩で息をしながら、主人公は今更ながら「少林拳」ではなく「小林拳」だったことに気づき驚天動地。とっからぴーん。
・・・やっぱダメだ、この企画。
ていうか『ハッスル&フロウ』の話はどこいったんだろ?
えー、秀作です『ハッスル&フロウ』(すいません、次回もう1回やります)。
追記:この主要人物たちが、福利厚生行事でサッカー対決をする『小林サッカー』、新入社員は でくのぼうだった『小林木人拳』、社屋の玄関前に創業時の役員たちの銅像が『小林十八銅人』とか妄想がこの後も止まらなかったことをお伝えしときます。別にお伝えしなくてもいい情報ですが。
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