昨日ブログを更新しながら、『スネーク・フライト』の残りを観ました。
ここ2日、本作について軽く触れてますが最後まで観て確認しましたところ、やはり「飛行中の旅客機に毒蛇が放たれ大騒ぎ」という、まさしく『スネーク・フライト』のタイトル以上でも以下でもない内容でした。その内容で2時間弱でした。
ここまで潔いと逆に人に薦めたくなってきます。
ここまで潔いと逆に人に薦めたくなってきます。
はっきり申し上げて「バカ映画」なのですが、そのことに確信的であるにも拘らずふざけ過ぎたり「バカ映画だから」という一種の諦観や開き直りが感じられないのが好感です。
エンドロールは「飛行機乗る時ゃ気を付けろ 毒蛇いっぱい うーじゃうじゃ」みたいな頭の悪そうな歌詞を歌うバンドのPVが流れるという念の入れようで、「頭から尻尾まで蛇とバカで埋め尽くす」といった製作者の心意気に打たれました。マジでここまでやる映画は珍しいです。
大真面目に作ったはずなのに、恥ずかしい仕上がりになってバカ映画の称号をいただく作品は数あれど、コンセプト自体が「バカ」で、そこから逸脱せずに制作費を正しくバカに費やしていくというのは、なかなか出来ません。大抵コンセプトが「バカ」である場合は完成した作品はバカ映画ですらなく、ただの駄作になることが多いのです。
そんなわけで、それなりにお薦めです『スネーク・フライト』。バカだけど。
さて、何回バカと書いたでしょうか?
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