[PR] 忍者ブログ記事別アクセス推移 あさぶろ 忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2025/03/20 01:58 |
『最近観た映画』
ここんとこ映画ネタが続いて恐縮ですが、本日は恒例の『最近観た映画』です。
 
『ゲゲゲの鬼太郎』
『ゴーストライダー』
『ラブソングができるまで』
『ブラッド・ダイヤモンド』
『酔いどれ天使』
『ニュースの天才』
『どろろ』
『ナイト・ミュージアム』
『13/ザメッティ』
 
『ゲゲゲの鬼太郎』・・・正直、製作中の報を聞いたときは「無謀」という文字が浮かびました。馴染み深いコミックの実写化というのは中々観客が納得する仕上がりにはならないからです。しかし観てみれば、かつての『学校の会談』シリーズのような、子供が夏休みに観るには丁度いい中々楽しい作品でした。ラストのダンスまで「楽しませよう」という姿勢があり好感でした。
 
『ラブソングができるまで』・・・オープニングの80年代のPVをうまく模倣した映像に爆笑。これだけでワタシ的には合格でした。80年代の洋楽を知っている方なら楽しめる内容です。一発屋スターが、現在まで糊口をしのいでいる様は日本と変わらないなぁ、と変なところに感心してました。
 
『ブラッド・ダイヤモンド』・・・エンターテイメントの様式を取りながら、『ダーウィンの悪夢』のような強いメッセージを内包してます。この作品に『ランボー/最後の戦場』は触発されたんじゃないかとさえ思えてきます。船戸与一さんの小説(ワタシ、ファンです)をこのタッチで映画化したら、かなりいい作品になるのではないでしょうか?『山猫の夏』とか『砂のクロニクル』あたり・・・あぁ観たくなって来た。
 
『酔いどれ天使』・・・小津安二郎の作品を観てると、当時の日本の人々の暮らしがどんなだったかを疑似体験できる楽しさを感じます。本作も舞台となるドブ池と周辺の街(セットというから驚き)は戦後10年位の日本を感じるのには良かったです。黒澤監督のダイナミックな構図、先鋭的な三船敏郎さんの見る悪夢の演出はやっぱりクロサワ。BSの放映で観ましたが、本編終了後の山本晋也監督のコーナーが本編をより味わい深くする内容で良かったです。
 
『ニュースの天才』・・・実際の事件をベースにした映画化ですが、その予備知識なしで観ました。結果、中盤以降の意外な展開を楽しむことが出来て正解でした。『スター・ウォーズ』のエピソードⅡ・Ⅲでアナキンを演じたヘイデン・クリステンセンが、アナキンのイメージを覆す、理屈は一人前だが精神的には未熟なジャーナリストを好演。ワタシの中で彼の評価が2段階位アップしました。脇のキャラクターも手際よく、しかしポイントを外さず描かれていて安心して観ていられました。いい作品です。
 
『ナイト・ミュージアム』・・・ウェルメイドなコメディ。小猿とビンタの張り合いをする大人気ないキャラはアダム・サンドラーの真骨頂(動物虐待とは見えないのが持ち味)。
ストーリーは観客の気持ちが高揚するツボを良く押さえていて、
1.ダメ人間が居場所を見つける。 2.敵対関係の両者が、共通の目的の為に共闘する。 3.誤解を受けたが最終的には解け、今まで以上の愛情や信頼を手にする。 4.怖い敵と思っていたら実はいいヤツ
等の盛り上がりどころが景気良く盛り込まれ、幅広い年齢層から受けるだろうマーケティング映画の見本のような仕上がり。
ただ、かつての『ミセス・ダウト』のように、ソツのない出来の作品は往々にして忘れ去られるのも早いため、時代と共に風化せずにどこまで作品の輝きを保てるか・・・。
 
その他は省略です。
PR

2008/07/03 21:38 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<昨日の裏話 | HOME | 妄想劇場『花より―』>>
忍者ブログ[PR]