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2025/03/25 10:38 |
the Rising
書こうと思って、1ヶ月以上。
本日はHEAT WAVEのライブDVD&CD&BOOKセット『the Rising』について書きます。
 
この作品(『the Rising』)が手元に届いたのは2月初め。
ライブのDVD、CD、そして山口洋さんのブログ『ROCK'N ROLL DIARY』をまとめたBOOKと盛りだくさんの内容で、その全てを味わうには1ヶ月かかりました。
 
ライブCDは通勤の車中で繰り返し聴いてます。
HEAT WAVE はライブが素晴らしいバンドです。
ゆえにライブ盤も素晴らしい。
だからこのバンドが好きです。
このライブCDも、アルバムよりもライブで生きる曲があることに気付かされたり、1本のライブで様々な感情を沸き立たせることが出来るのだなぁということに気付かされる好盤です。
 
DVDはこれまた素晴らしい力作で、曲ごとに編集スタイルやエフェクトが変わるという、考えてみれば本来良質のライブ映像を製作するには当然やるべきこと、しかし途方も無い時間と労力を必要とするため、殆どのライブ映像作品がやらなかったことを成し遂げられてます。
特に『らっぱ』という曲での、山口さん・ベースの渡辺圭一さんがダック・ウォークをするくだりは、正にこれ!編集するならこの繋ぎしかないでしょ的なもので、久しぶりに溜飲が下がりました。
ライブ映像の良いところは、ライブ当日では見えなかった(見きれなかった)アングルや場面もフォローしてくれるところで、ライブではキーボードの細海 魚さんの表情や演奏が客席から見えにくくなりがちだったのですが、その辺も本作ではしっかり映されていて、当日ライブに行かれた方も楽しめる内容だと思います。
今後、ライブ映像の作品は「『the Rising』並か、『the Rising』未満か」を基準に評価されてしまうであろう、踏み絵的&ある意味罪作り的力作です。
 
そしてこのセット中で一番感銘を受けたのがBOOKでした。
山口さんのブログは、ほぼ毎日読ませてもらっているので、このBOOKの内容は全て1回読んでいました。
正直に申しますと、失礼ながら、このセットに入っていなければ再読するということは無かったと思います。
ところが読み出すと、これが面白いのです。
文章が頭の中に、スッと入ってきます。
考えてみれば、山口さんの文章をほぼ毎日読んでいるわけですから、ワタシの中には山口さんの文体をごく自然に受け入れられるのも当然でしょう。
また、まとめて読むと一人の職人気質のアーティストが身を削って作品を仕上げていく道程が伺えて、擬似体験すら出来ました。
そして最大の発見は、HPやブログで自分が書く文章の端々に、山口さんの文章の影響が伺えることでした。
文章を書くに当たり、山口さんのブログはある意味自分のルーツ的存在であることを認識できた良い体験でもありました。
 
そんな訳でこの『the RIsing』、おなかいっぱい、満足です。
 
※今回のブログを書くに当たり、タカシさんからいただいたメールにあった「良いものには、素直に言葉で賛美したい」という一節に大いに感銘を受けて書きました。
タカシさんには、この場を借りて御礼申し上げます。
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2008/04/10 21:13 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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