先日、戸隠神社へ行って、また俄かに神社熱が高まりつつある今日この頃ですが、この余勢を駆って昨年古本屋で購入してから「積ん読」状態だった『開運!神社めぐり』を読みました。
建物や祀られている神様の名前は、慣れないワタシには読みづらかったのは事実。でもためになる情報満載でした(例えば境内の駐車場に車を停める時は、本殿に対して頭を向けて停めなさい、とか)。いつか全国の神社巡りをして見たくなりましたね。
『神社めぐり』読了後は久しぶりに小説を読みました。
佐藤正午『ジャンプ』。
いや面白かった。そしてラストに明かされる真実が余りにもリアルで、読後どうしようもなく切なくなってしまいました。
このなんともいえぬ沈んだ気持ちをどうしてくれるんだ!?ということで(別に『ジャンプ』が悪いというのではありません。あまりにも傑作過ぎて、のめり込み過ぎたのです)、そのまま石田衣良『骨音/池袋ウェストゲートパークⅢ』を読み始めました。このシリーズ大好きです。殺伐とした都会に一抹の救いを見るようで。
主人公のまっすぐさに救われて、すっかり小説を読む楽しさを再び満喫するのでした(あ、この中の短編『西一番街テイクアウト』は、べらめっぽう燃えました。シリーズの主要キャラが○○○○するという、『クローズ』『WORST』を髣髴とさせる展開、爽やかな読後感は鳥肌モノです)。
この調子で行けば家の積み上がった未読本もかなり消化できるのでは・・・。
ところが一昨日フラリと寄った古本屋で結局、4冊を衝動買い。
3冊読んで4冊買って・・・って、1冊増えてんじゃん!?ウチのラインナップ!!
いや、だって仕方ないんですよ。古本屋で模様替えをやってたので、「こういうときはかなり格安コーナーに本が回るのでは」と見てみれば予想した通りに出物がたくさんあったのですよ。こないだまで1冊800円の本が105円で売られてみなさいアナタ。そりゃ我を失って買いあさるってモンでしょう!?
以上で中年の主張を終わります。
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