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2025/05/12 05:38 |
最近観た映画
本日は今年1発目の『最近観た映画』です。
近々今年初の映画鑑賞に行く予定です。さて何を観に行くつもりでしょうか!?

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
『シッコ』
『フォーガットン』
『カジュアリティーズ』
『喜劇王』
『APPLE SEED SAGA /エクスマキナ』
『008 皇帝ミッション』

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』・・・まずは本作に纏わる小さな個人的シンクロについて。エンディングテーマがチャット・モンチーの曲でしたが、たまたま1ヶ月ほど前にCDを入手して通勤時の車で聞いていた曲でした。そしてエンドロールを見ていると撮影は石川県の能登方面で行なわれたとのこと。本作を観終わった2日後に能登へ旅行に行くことになっていました。
本編の方は悲劇すれすれの喜劇というか、永瀬正敏さん演じた兄のパートなんか相当に笑えない展開なのですが、永作博美さん演じる天然の兄嫁(凄くイイ!)を配置することによって救っていたりと、作劇上のうまさを感じます。
マンガチックな登場人物に、巧みな演出。このような題材を演出する際は、とかく間を重視した演出か、技巧に走りポップに寄り過ぎる仕上がりになるものですが、本作ではここぞというところでのみCGを使うなど自己満足にはなっていません。観ていてダレ場を感じなかったのも見事。佐藤江梨子さんもハマり役。
ただ一つ、ラスト、ある人物の一言が事態の収束を予感させますが、あれだけの愛想渦巻く長年の因縁は簡単に昇華しないと思うのですが・・・。そこだけが引っかかりました。
あ、能登へは旅行行きましたがロケ地は分からず仕舞いでした。

『シッコ』・・・アメリカには国民健康保険がないことを本作が話題になっていた頃初めて知りましたが、本編を観てその現状の厳しさを認識しました。本当のことはいつも一握りの人たちしか知らないんだなぁと、「世界は一部の権力者によって動かされている」説を一段と信じるようになりました。ちなみに本作を元日の早朝から観てました。おめでたい気分にはなれませんでした。何故本作をセレクトしたんだろ?

『フォーガットン』・・・筋立ては面白そうで、観てみれば・・・。公開時からオチが話題になっていましたが、M・ナイト・シャマラン監督の作品に似て、未見の方の手前、非常に感想を述べ難い類の作品です。面白いか否かは、このオチが許せるか否かに寄ります。オープニングから頻発する空撮がオチを示唆していることに途中から気付きました。

『カジュアリティーズ』・・・今まで内容がヘビーそうなので、気になりながらも敬遠してました。ブライアン・デ・パルマ監督らしいステディカムを使用した長回し等、今となっては品格ある演出技巧により、「映画を観ている」という気分にさせてくれます。話はやはりヘビーでしたが、まだ病気になる前の若々しいマイケル・J・フォックスや、『初体験リッジモンド・ハイ』の頃の面影を残すショーン・ペンの演技、今や売れっ子のジョン・C・ライリーなど、今だからこその見所も多し。

『喜劇王』・・・ジョン・ウー監督作のパロディや、『ドラゴン怒りの鉄拳』のパロディーでなく最早「完コピ」等、映画好きが笑えるシーンが多々あるだけでなく、知らない人でも2、3箇所は爆笑出来るシーンのあるチャウ・シンチー『少林サッカー』以前の快作。この時期まで来ると、作品にある種の安定感というか、大御所の風格が漂ってきてると思うのはワタシだけでしょうか。ジャッキー様も特別出演。観終わってみると話に強引なところが多々ある事に気付くも、鑑賞中はそんなことを感じさせない面白さ。

『エクスマキナ』・・・フルCGの本作(前作を含め)、ゲームのムービー画面を観ているような印象で、そこに配置された人物の描写もゲーム的なものを感じます。
しかし話はスケールもでかくスペクタクルも用意しているし、観客を楽しませるだけのものはちゃんと提示してます。
ただ一つだけ書かせていただくと、あれだけ近代化が進んだ都市で、カラスやネズミやノラ猫や勿論道路で轢かれて死んでるタヌキなんかいやしないクリーンな未来都市で、白いハトだけは飛びまくってんのですよ!!おかしくない!?いや、まあジョン・ウーがプロデュースとなれば白ハトは飛ぶでしょうけども。だったら通行人にハトのフンが当たる描写とかして欲しかった!本筋とは関係なくても!

『008 皇帝ミッション』・・・7、8年前に観て以来の再見。初見の際は2、3分ごとにかまされるギャグのテンポの良さに『Mr.BOO! アヒルの警備保障』を観た時のような楽しさを覚えたものですが、今回はそれほどでもなかったです。ギャグが風化したんでしょうか・・・。

以上、今回は全作感想書きました!
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2009/01/22 20:29 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ

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