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2025/03/19 15:47 |
最近観た映画
本日は『最近観た映画』についてです。
 
『隠し砦の三悪人』(オリジナル版)
『ロ-グ・アサシン』
『帝銀事件 死刑囚』
『アポカリプト』
『詩人の大冒険』
『仮面ライダー THE NEXT』
『バタフライ・エフェクト2』
『エボリューション』
『主人公は僕だった』
『ボーン・アルティメイタム』
『ボラット』
『悪い奴ほどよく眠る』
 
『隠し砦の三悪人』・・・初めて観たのは10年以上前だったと思います。以前観た時以上に面白く感じました。ダイナミックな構図、役者の生き生きとした好演、ハラドキの展開、ワタシが申し上げるまでも無くどれも素晴らしいです。オープニングをはじめ、そこ、ここに後年『スター・ウォーズ』がパクっ・・・いやオマージュを捧げたシーンが。火祭りのシーンのスケールのでかさは今の日本映画では考えられません。
 
『帝銀事件 死刑囚』・・・ワタシが生まれる前の事件ですので詳細は本作を観るまで知らなかったのですが、実際にこんな陰惨な事件があったことは衝撃でした。演出は確かで、観る者をグイグイ引っ張っていく力は凄いです。が、新聞記者がメインの、事件の真相を追究する前半から、終盤は限りなく冤罪に近いと思われる死刑囚がメインに変わってしまい、焦点がボケた感じもしました。各パートとも秀でているだけに惜しい。
 
『アポカリプト』・・・考証的に正しいのかどうかはワタシ的にはどうでもよい事で、この残虐な世界観を映像化したことが凄いです。表現的に間違っているかもしれませんが、本作は「高度な文明が他の文明を淘汰する」という世界の一部で起きた出来事で、俯瞰するとそういったことが連綿と繰り返され、現在もその途上にあることを示唆しているようにも取れます。考えすぎですか?
 
『仮面ライダー THE NEXT』・・・『でがらし魂4』の準備で再観。今回はディレクターズ・バージョンを鑑賞。
 
『エボリューション』・・・沢山の個性的なデザインのクリーチャーが登場。それが楽しいと観客が感じることを拒否するかのようにグロテスクなものばかり。今やビジネスモデルである「キャラクターの商品化」を潔く諦めたように感じられるところが素晴らしい。『X-ファイル』のモルダー捜査官がまさかのケツ出し。『ハンニバル』のクラリス捜査官がまさかのバカ演技。今となってはお宝映画と化してます。
 
『主人公は僕だった』・・・ウィル・フェレルの破壊的な演技が大好きですが、本作のいつもより抑え目の演技も悪くないです。しかしこの物語の前半のアイデア、10年以上前からワタシが人に話してたネタとほぼ同じ。先を越されました。
ここ数年、「作り手の登場人物に対しての責任」に敏感になりました。
物語を盛り上げる為・作劇上の配置として安易に「その登場人物が死ぬこと」に対して、嫌悪に近い感情を覚えるようになりました。
特に難病ものには生理的嫌悪に近い感情が芽生えてしまいます。
「登場人物というのは作者が生を与えた一つの人格である。その登場人物の人生は作者が決めるのだけれど、架空の人生であろうと作者はその人生に責任があるのではないか」と思うようになりました。アクション映画で出てきた直後に主人公にやられるザコキャラに対しては、そういう風に思わないのですが。何なんでしょうか?
本作はそんな最近のワタシの心情にもしっくり来る展開をみせるもんだから「もしやしてワタシの人生も誰か作者がいるのかな?」と思ったとか思わなかったとか正直思わなかったけど。
 
『ボラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』・・・主役の俳優は相当頭が切れます。特に会話のシーンでのギャグのセンスは才気走っているものがあります。後進国出身のレポーターを装って「欧米的常識・良識」を笑い飛ばす、といった構図ですが、大笑いしたシーンが何箇所もあるも、善意で取材をOKしてくれたであろう人たちにさえ下品&失礼なことをして怒らせて楽しむ(ヤラせかもしれませんが)、という笑いの毒がキツ過ぎる箇所が多く、観てられなかったのも正直なところ。
 
その他は省略であります。
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2008/10/24 23:59 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ

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