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2025/03/20 20:15 |
最近観た映画(4月中旬~5月上旬)
本日は恒例の『最近観た映画』です。

『空飛ぶゆうれい船』
『ディパーデッド』
『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』
『サイボーグ009』
『パフューム/ある人殺しの物語』
『シン・シティ』
『岸和田少年愚連隊/カオルちゃん最強伝説 EPSODEⅠ』
『岸和田少年愚連隊/カオルちゃん最強伝説 EPSODEⅡ ロシアより愛を込めて』
『岸和田少年愚連隊/カオルちゃん最強伝説 EPSODE FINAL スタンド・バイ・ミー』
『ドリームガールズ』
 
『空飛ぶゆうれい船』・・・先日BSで特集していた『とことん!石ノ森章太郎』内で放映していたのを観ました。昔の子供向けアニメということで正直全く期待してなかったのですが、ゆうれい船の骸骨がカタカタ動いたかと思うと実は・・・という冒頭のシーンの演出の上手さで「これは結構イケるかも」と身を乗り出してその後は鑑賞。子供向けとは思えないブラックで先の読めない展開&社会風刺的描写、映画的な演出で、こんなアニメ映画があったんだと目からウロコでした。おじさん、今日は勉強になりましたよ。
 
『ディパーデッド』・・・オリジナルの『インファナル・アフェア』はDVDを持っているくらい好きな映画ですが、まず香港映画がハリウッド一流のスタッフ・キャストでリメイクされたことが革命的です。そしてアカデミー賞まで受賞したことも(といってもワタシは今やアカデミー受賞作だからといって優れた作品であるとは思っていないのですが)。
内容的にはオリジナルの持っていた緊迫感を損なうことも無く、また大幅な改編も行なわずここ一番の見せ場はオリジナルとほぼ同様だったのが好印象。それどころか、オリジナルを観ているのに筋をなぞってる感が皆無でした。
あえて違いを上げるならラストでしょうか。
(以下、極力注意して書いておりますがネタバレ注意です)
オリジナルは原題の『無間道』にふさわしい、あるキャラクターがこれから背負うだろう無間地獄を思わせる秀逸なラストでしたが、本作ではアメリカ的道徳観がそうはさせないのか、はたまたハリウッド的に全てに決着がつかないと座りが悪いからなのか、『レザボア・ドックス』を思わせるものになっていました。
そしてオリジナルにはない、マーク・ウォルバーグ扮する捜査官。実にキャラが立っていてよろしいです。そして何故オリジナルには無いこのキャラクターを配置したのかも、ラストで判るところもよろしいです。
 
『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』・・・テイストはガイ・リッチーの作品や『パルプ・フィクション』を思わせます。個性的なキャラが大挙登場で楽しい。そして意外な真相。続編あったら面白そうです。ジョージ・クルーニーの『オーシャン』シリーズみたいな連作にするのもありかも。
 
『パフューム/ある人殺しの物語』・・・こういう与太話的・奇妙な男(女)の一代記的な映画は好きです。嗅覚の異常に鋭い男の奇妙な人生を2時間以上の長尺を飽きさせずに見せるケレン味ある演出は、次作を期待させられます。特にクライマックスの断頭台でのシーンは圧巻の一言。近年、「退廃」をここまで映像化して見せたことだけでもカルト映画入りかもしれません。
※余談ですがこの映画を観たことを思い出せずに1週間以上悩んでおりました。どうやって思い出したかは昨日のブログをお読みください。
 
『シン・シティ』・・・原作コミックは未読ですので偉そうなことは書けませんが、多分原作に忠実に作られているだろうことは通常のハリウッドの娯楽作品に無い、話の着地の仕方で容易に想像できます。
毒の無いハリウッド娯楽作品より数等意欲的ですが、ワタシはこの作品をハードボイルドとは観ていません(作品を否定しているのではありません)。
 
『岸和田少年愚連隊/カオルちゃん最強伝説 シリーズ』・・・楽しめました。特に最初の2本。映画のパロディもベタに盛り込み、俳優陣も突き抜けた演技で楽しいです。竹内力さん、田口トモロヲさん、この2人がいるだけで、何本でもシリーズ作れそうなほど面白くハマってます。気楽に観るにはいいシリーズです。
 
『ドリームガールズ』・・・あぁ、劇場で観とけば良かった。モデルになったモータウン・レーベルについては、ごく基本的な知識しか知らなかったものの、ニヤリとさせる箇所がいくつもあり。ブラック・ミュージックがアメリカの音楽事情を大きく変えていく過程を退屈させずに描ききってます。意外やエディ・マーフィーが大好演。エンドロールまできっちり作りこみ、作り手の愛情が伺えて好感。リメイク版の『プロデューサーズ』といい、最近はミュージカルに好感の持てる作りのものが多いように感じます。

その他は省略ですが、今回はほとんど感想を書いてしまいました。
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2008/05/13 21:55 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ

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