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2025/03/19 08:41 |
やっと観た『牙狼-GARO-』
M氏から借りていた『牙狼-GARO-』を先日観終えました。
オンエアから数年の時が経っている作品ですが、全く見劣りがしません。こんなにクオリティの高い特撮番組は観たことがありません。あったら教えて下さいませ。
 
内容を簡単に乱暴に書いてしまいますと、ホラーという人間のネガティブな感情を好む魔を倒す魔戒騎士GAROの活躍を描いた作品ということになるでしょうか。
 
動きにくそうな牙狼の鎧も格闘シーンは動きに制約のないCG主体とあってスピーディーですし、1話30分という短さゆえかストーリーもテンポ良く進み(時として展開が強引な時もありますが)ストレスがありません。
大抵のドラマは最初の3話位までが見せ場の多い展開があるのですが、その後は大筋とは関係のない単発的な話が入るのが定石です。
ところが本作は毎回趣向の違う敵に(2話で早くも人型でない敵が出てきたり、3話か4話で新技が出たり)、大きな流れに関係のあるエピソードが絡んで新たな展開が毎回あり、しかもゲスト俳優が豪華と全く飽きることがありません。
 
ヒロインが大変な目に遭ってるのに、次のシーンではケロッとしていたりとキャラクターの感情の流れが後半までよく掴めないところはあったりしますが、後半の主人公との恋愛感情のような深い信頼感が伺える展開や、主人公の一見冷酷非情な性格から徐々に人間的な感情が開放されていく様子は感情移入が出来ます。
 
雨宮慶太監督独特の、東映特撮番組のキャラをギーガーがデザインしたようなキャラ造形も見事です。
その昔、雨宮監督作の『ゼイラム』を観ましたが「予算がなくてもやりたいことをやる」という心意気が全編に溢れる快作でした。レンタルビデオで観て、あまりに面白かったのでそのままもう1回巻き戻して観た程です。あれから十数年経っていますで、今観るとどうかは分かりませんですが・・・。その後何作か監督作を観ましたが、ワタシの脳内には監督としてよりも「雨宮慶太=デザインが無茶苦茶カッコ良い人」として刻まれました。
 
『GARO』を観て、今回は監督としてもその名がワタシの脳内に刻まれました。
アクション・シーンのレベルの高さも特筆ものでしょう。
 
まだ続編の『白夜の魔獣』が未見ですので近々観るつもりですが、本作よりも今はパチスロの方が有名なようで、このブームに乗じて更なる続編製作を待望します。
 
過去にIsara Fansite上で魔導輪ザルバとシルヴァを当時はよく知らずに「台座衛門」「オシシ仮面」とかテキトーなことを書いてしまってますが、本作を観てしっかり名前を覚えました。すいませんでした。ボケとしては気に入ってるんですけど。
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2009/05/12 21:47 | Comments(0) | TrackBack() | 映画・ドラマ

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