(前回から続く)
富山市で叔父宅で蕎麦を堪能、甥っ子と姪っ子をかまい倒した後、用事を済ませ高岡へと向かいました。
途中、目的の時間までは少し余裕があったので、金屋町(かなやまち)に立ち寄りました。
昔からの職人さんの町のようで、特に鋳物産業が古くから盛んらしく、趣のある店の軒先に等身大の青銅の子供がラジオ体操のポーズを取っているという、場所が場所なら『学校の怪談』に出そうな粋なフィギュア(っていうのか?)が置いてあったりと物珍しいです。
町の雰囲気は昨年末に行った金沢のひがし茶屋街に似ています。
やはり日常から離れた風景に身を置くとリフレッシュになります。
プラプラと歩いていると『高岡映画資料館』なるこれまたシブい建物が。
「映画」と聞いては入らないわけには行きますまい。
しかしこの昔の写真館のようなモダンな建物、どこかで見たような・・・。
入ってみて分かりました。
建物内には、この資料館を舞台にした映画の撮影風景を収めたスナップや、撮影に使われたスクーターが置いてあります。
山崎まさよしさん主演の『8月のクリスマス』を撮った建物です。あの作品は高岡を中心に撮ったことは知ってましたが、まさかフラっと来て見つかるとは思いませんでした。
『おくりびと』の滝田洋二郎監督も高岡の御出身なので、監督作のポスターなども展示されてました。
入場は無料ですが中には、案内の方が1人常駐されていて我々来場者に説明をされています。
市で運営してるのでしょうか。
帰りに資料館のしおりまでタダで貰って、ホクホク顔で帰るのでした。
金屋町を出て、軽い夕食を済ませて、いよいよ向かったのは高岡の郊外でした。
(続く)
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