あさぶろ

やばい・・・。

とんでもない事態になりつつある・・・。

 

このところ、皆さんからのメールが熱いのですよ。

M氏のWF2008夏の辞退による皆さんの消沈していた気持ちが、このところのホッパー・レプリカヘッドの制作、ワタシがM氏より貰ったシルバーの狛犬ペンダント『アナザーわんわん』（←こんなふざけたネーミングをしていいのだろうか）の画像公開により「狂おしいほどの行き場のない情熱」と表現したらよいのでしょうか、いただく全てのメールからひしひしと伝わって来ます。

 

これはワタシが答えられる範囲で現状をお伝えせねばと、書いたのが前々回のブログです。

少しでも皆さんの飢餓感を埋めようと思ってのことでした。かなり書き控えていた事柄、現在のワタシの想いを書きました。

 

ところが前々回のブログ更新以来、更に熱いメールをいただくようになってしまいました。

M氏の作品がこんなに人様から愛されているという事実は、友人のワタシも大いに救われ、励まされています。

いただいたメールはM氏に転送しておりますので、M氏も励みになっているはずです。

皆さんも既によく分かっておいでですが、とにかくM氏は職人肌というか、求道者というか、満足のいく作品でないのに人様に売るわけにはいかないと中々重い腰を上げないのです。

 

しかし見方を変えるとこれは凄いことでもあります。

 

何事も安易な道を取らないということは、少なからず負担と犠牲を強いることになります。

大抵の人間は、そこで諦めてしまったり、現実と折り合いを付けるべく多少の軌道修正をしていくことになるのですが、M氏の強いところはそういった局面でも決して諦めたり、折れたりしないのです。
そしてそれだけのことをやっているからでしょう、諦めたり折れかけたりすると必ず何か救いの手が差し伸べられたり、突破口を見出せたりするのです。

 
それゆえ、彼の頑固さ・意志の強さは、ワタシのような凡人の損得勘定とは逆の方向へ事態を転がす結果となることが往々にしてあり、この辺はよくも悪くのあるのです。
これだけ逆境に強いと、経済的な見返りにこだわらない為、販売という領域の話になると中々進まないのが現状です。クリエイター気質ともいえます。

そんな彼が、どう皆さんの想いと自分のこだわりに落としどころを見つけていくのか。
ワタシとしてもハラハラしております。
天邪鬼な一面もあるために、あまり強く主張すると腰を上げなさそうですので・・・。

あぁ、何かワタシ、M氏のプロデューサーみたいになってる！？

M氏の取材は明日敢行予定です。

P.S.　Dr．光明寺さん、示唆に富んだメールありがとうございました。この前「ハリーのしっぽさんとメールの内容が被ることが多い」と書いたことに対し、「私と同様の考えのハリーのしっぽさんがいて心強いです」と書かれていました。
ハリーのしっぽさん、だそうですよ！
お読みの方同士がワタシの文章を通して繋がっていく、というのを目の当たりにしてとても嬉しかったです。